逆転の発想による東北再生

Written by admin on 7月 31st, 2011

北上川は命育む川だと感じている。
これほどまでに豊かな土地を私は熊野以外に知らない。

逆転の発想をするならば、次の理由で東北は希望の土地になる。

今後、地球温暖化にともなって、東北と北海道が米作りにもっとも適した地域になる。
世界的な食料の高騰が予測される。人工増加に対して供給できる量のバランスが崩れていくため。exエジプトでは8ヶ月の間に40%値上がりした。
貧しい人たちが食料にありつけない時代がくると予測される。日本の食料自給率は35%ほどか。非常に低い。
高齢化の問題は就業者の流入と機械化で解決できる。
東北の一次産業が希望の産業となる。
次に代替エネルギーの拠点にもなる。送電と発電が分離され、ベンチャーの参入が可能となったとき可能となる。
地震を起こしたプレートの裂け目は、一年を経過後、安全性が高まる。逆に東海は5%地震の発生確率が上がった。
*11/12付 独立行政法人防災科学研究所 太平洋沖海溝型地震の長期発生予測として、今後30年以内に地震が起こる長期予測が掲載されていた。
P13 三陸沖南部M7.7が80-90% M7.5が99%

東京に一極集中するリスクがどれほど高いか。
グローバル経済は、自己増殖し巨大化する都市を生み出すが、反面、巨大なリスクを抱える。
リスク分散と共存をどうつくるか。

今回の震災で分かってきていること。

失敗すれば、大増税が待っている。

花巻にて

Written by admin on 7月 30th, 2011

岩手の花巻に来た。
宮沢賢治ゆかりの土地である。釜石への出発まで少し時間があったので、宮沢賢治記念館を訪ねた。
高台の上にあり森に囲まれている。明るい澄んだ空気に充ちた森で、いつまでの居たいと思う。私は宮沢賢治の顔が大好きで、あの純朴で柔和な表情に心安らぐ。
始めて肉筆を見て納得する。一つ一つがしっかりとした丸みを帯びた筆跡だ。あの有名な雨ニモマケズの詩は、小振りの手帳に書かれており、まるでいつでもポケットに入れて持ち歩いていたような可愛らしい手帳に、大きなカタカナであの詩が綴られている。
記念館を出てもう一度森の空気を体いっぱいに吸い込む。
釜石には2時間ほどかかった。2両編成で昔ながらの電車。高校生が通学で乗り込んでくる。当たり前だが、東京の高校生とは全く違う。オシャレっ気もなく、土地の優しさになじんでいる。これまた心安らぐ。
釜石に着き両石という漁港の状況を見る。途中にある商店街もほぼ壊滅状態。リアス式海岸だったので、津波が増幅し崩壊させた。
釜石駅前の新日鐵工場は操業を再開している。弁当を買いに入ったスーパーにも買い物客はいる。新日鐵で働く従業員の家族だろうか。
両石は400人のうち、40人がお亡くなりになったと聞いた。家を無くした方々は仮設住宅でとりあえずの生活を始めている。岩手でも行方不明者は2000人を超えているはず。捜索はもう諦められているらしい。身内や親戚が行方不明のままどうなったか分からない状態というのは、察するに余りある。
一瞬にして起こった深い裂け目の震災に埋没した霊が安らかに昇天されることを心から願う。

東北は日本のお母さんである

Written by admin on 7月 27th, 2011

この1週間、民俗学の本を読み漁り、理解を深めようとしていた。
これほど東北について考えた時期もなかった。震災が持っている意味、私たちとの関係、未来。
特に赤坂憲雄さんの東北に関する著作を読みすすめていくうちに、自分の中で捉え切れなかった東北、捉えようとしてもそれを許さない東北があった。自分の意識の問題ではないか、ということに徐々に気がついてきた。

たっぷりと時間を取ってみること、思いをめぐらすこと、人の暮らしや歴史の相克を感じ取ってみること、そんな中で浮かび上がってきた東北の姿があった。

そのお母さんは、ヤマト王権の制圧から始まり、踏みにじられてきた歴史をもっている。これでもかこれでもかと、文明と進歩の名のもとに絞り絞られてきた歴史が見えてくる。まるで父権制社会が、元にあった母系社会を否定するがごとくに、制圧してくるような歴史。

東北は日本のお母さんである。そのお母さんは、震災で傷ついている。
復興という言葉は、適していないのだろう。
傷ついたお母さんが再生するには。生き返るには。甦るには。もう一度、子供達が戻って笑顔があふれるようなお母さんになるには。
日本の深い部分で理解しないと、大外しすると思う。

そして今回の震災は、今後、文明が直面する大きな転換点として考えられるだろう。
地球は、母なる星と呼ばれる。宇宙もそう。
生み出す母体が、自然とともに生きている、そういう生命が育む生成と連鎖。
東北は日本のお母さんである。

更に考えを深めていこう。

東海地震の可能性が5%高まった

Written by admin on 7月 25th, 2011

東日本大震災で、東海地震の起こる可能性が5%高まったという。

ということは、中央防災会議が予測していた、今後30年の間にM8-9クラスが起こる確率が、87%だったが、90%を越したことになる。

東日本大震災で、東海地震対策チームは、動けなかった。それは、万が一、東海で起こったときに備えなければならなかったため。

こういう状況でも、私たちは、希望を持って生きていく。

*2011.11/12付 房総半島沖でのスロー地震について。今回の東北地震での可能性。
http://www.bosai.go.jp/press/2011/pdf/20111031_01.pdf

東北の再生と復興について

Written by admin on 7月 25th, 2011

阪神大震災の5年間で使われた復興費7.7兆円のうち、9割が被災地の域外に流れたという。
大手ゼネコンが請け負いゼネコンを通して都銀に還流している。
神戸の港湾事業が韓国の釜山に流れたことはよく知られている。
震災後、神戸は明らかに地盤沈下した。
東北について考えてみると、さらに厳しい。進んでいる過疎化もある。2020年までに平均25%から30%の人口減少が予測されている。
どういう再生が可能なのか。
再生と復興に失敗すれば、数年後に増税として、ズシリと重くのしかかってくる。

福島の原発20km地域に風力発電と太陽光発電の拠点ができると、原発4基から15基分の発電が可能になる計算だという。風力発電は風の強い東北には向いているという。

世界の中で、ドイツ、日本、イタリアが脱原発で動き、第二次世界大戦の勝利国側が原発推進で動いていること。IAEAも第二次大戦後の枢軸国が核を保有しない監視で設立された組織であることも分かる。

原発の後処理は、300年、完全処理に10万年かかるはず。いったい、こんな処理を子孫に残していいのかと当たり前に考えるのが理にかなっている。

天然ガスのつなぎでいけるはず。

東北の歴史について学ぶ

Written by admin on 7月 25th, 2011

講談社学術文庫から出ている赤塚憲雄さんの
東北学/忘れられた東北を読む。

20年にわたる東北のフィールドワークを通して、柳田民俗学からはみ出した真実の東北諸相を、一つ一つ丁寧に洗い出している。柳田民俗学が、米、祖霊信仰、**の三身一体に還元していく一つの統一理論体系だったとすると、東北がこの還元を拒む深い深い歴史をもっている、そのことを学ぶ。

東北においてのコメの歴史が、たかだか60年ほどのものでしかなく、それまでは稗を中心に作られていたこと。また稗は生命力が強く東北の寒冷地においても非常に食料として適していたことを知る。コメを作る気候には、二毛作が可能な西日本が適していたわけだけれども、政府の減反政策や米を食べる食習慣が変化していったこととあいまって、西日本では作り手が減少していく。東北のコメが市場に流通してくるウェイトが高まるのは1990年代になってから。

話を中世以前にまで戻すと、ヤマト王権の東北制圧、坂上田村麻呂による東北の制圧がターニングポイント。大同二年に完成するこの制圧は、同時に東北の諸地方で、寺院の建立が起こる。清水寺の建立も同年。アテルイ、悪路王の敗北も絡む。
中央からの制圧に対して敗北し耐え忍んできた歴史。

もっと時間を戻そう。縄文後期、東北が隆盛した時代でもある。中期は諏訪湖が中心。豊かなブナの森、栗、山菜、魚など食には困らない当時の生活。山内丸山で300人くらいの集落。柳宗悦が、山内丸山を見てこれは縄文ではないと言ったらしいが、縄文中期への思い入れのあまり、後期を否定するというのも違う。集落内に墓がある。集落の外に墓を持っていた弥生とは、死生観が全くと言っていいほど異なる。
人の死を慈しみ、共に在る死生観。男と女は、集落の中で交わり、権力や制度も生まれていない。

昔、太宰治や寺山修司にどこか母親のつながりを感じさせる何かを見ていたが、縄文母系社会にルーツを見ることができるかもしれない。
表が裏であり、裏が表であるような相反の関係が中央と東北にはある。

悲しみを分かること。
人間の心を失ったら何も始まらない。

共感。志。

東電と九電は、はやくつぶしたほうが国民のため

Written by admin on 7月 14th, 2011

九電のやらせメールは例文も示唆していたらしい。

日経WEBサイトより。

早く送電網を解放し、外資規制をかけた上で、電力を考えないと
嘘はったりの電力値上げと増税で日本は大変なことになる。

日本航空は、つぶれても飛行機は飛んでいる。

電力が足りないのではなく、送電網を解放しないから、足りなくなっているだけ。

自己保身の電力会社と経産省の官僚たちが作り上げる嘘はったりを早く見破ること。

失敗の研究

Written by admin on 7月 13th, 2011

今回の震災で、失敗の研究が必要になっていると思っている。
支援活動でも。

失敗をオープンにすることで、責めるのではなく、後の世代に知恵を残していくために。

人から言われてやることは、うまくいかない

Written by admin on 7月 11th, 2011

日本は不思議な国だ。

人から言われてやるとうまくいかない。

ましてや押しつけなど。

日本語が内面的な言語になっているためか、と思う。

送電と発電の分離が必要

Written by admin on 7月 11th, 2011

最近やっと表に出てきた議論。
電力が足りない=原発がやっぱり必要。これは大嘘。

ガスタービンでの発電を様々な企業が利用しているが
これを使った余剰電力を送電しようにも
東京電力が送電利権を握りしめいているため
無理という話。

電気代が高くなって増税して、日本がつぶれる、これ当たり前の話。

送電と発電が電力会社で統合されているなんて
日本くらいのもの。

送電で東京電力に払うロイヤリティが40%を超えるらしい。
それでも送電網が解放されたら、発電事業を行う側は
利益が出る。

官僚よりも官僚のような東電が
反対意見の封じ込めに使う広告費は
TOYOTA並み。

一度、東電はつぶし、外資の導入規制を行った上で
(エネルギーは国の政策)日本のエネルギー政策を実施しないと
とんでもない嘘ごまかしで増税され、日本は沈没してしまう。

白黒はっきりしないと、ツケが次の世代に回ってしまうだろう。