考えをまとめるにはA1模造紙が強力だ 〜ときにはアナログに戻る〜

あるプロジェクトをまとめるのにA3のプロジェクトペーパーを使っていたが書ききれず、足し合わせてみた。なるほど、大きなA1サイズくらいのサイズにすると考えがよく見える。書いては消し連携する線を引いてマインドマップのようなものになるが俯瞰して見ることができる。A1サイズだと余白にどんどん書き込めて考えが大きくなるようだ。何が重要かプロジェクトのヘソも分かる。
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アダム・グラント「GIVE&TAKE」副題与える人こそ成功する時代 |ORIGINALS 副題 誰もが「人と違うこと」が出来る時代

アダム・グラントは20代でペンシルバニア大学のウォートン校の修身教授になった組織心理学の教授。組織心理学の科学的論証の例がふんだんに盛り込まれていて面白い。
GIVE&TAKE」では成功する人の多くはGIVER。しかし失敗している底辺の人もGIVERが多い。GIVERはTAKERを見抜けないと損をし続ける。GIVERは自分のチームで関わりのある人たちに対してGIVEすることで、全体のチーム力を上げる。TAKER以外にマッチャーもあるがGIVERがTAKERから身を守るためにはマッチャーになることが秘訣であるなど示唆に富む。
ORIGINALS」は第2作。副題は誰もが人と違うことができる時代
一般的にアントレプレナーは先を切り拓く情熱の塊だと捉えられているが、さにあらず。リスクの計算にも長けた慎重派が光明を見いだしながら成功を手にする。これは以前書いた20マイル行進にも共通している。
優れたアイディアは量を出さないと出ない。
独創的な人は好奇心が強い、周りに同調しない、反抗的。
良いアイデアだというようにうぬぼれないで誰が判断できるかを探す。
わざと先延ばしすることでアイデアを熟成させる。
アイデアの欠点をわざと言う。
etc
世の中善人ばかりではないし善人の仮面をかぶったTAKERもいるので、身を守りながら道を拓く例証がこれもふんだんに盛り込まれていて参考になる。
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意識と体・バイオリズムのズレを分かる

今年から早起きにした。朝6時には起きる。人のバイオリズムが朝10時から3-4時間ピークに達することを知ったことが始まりだった。

朝起きて朝食を作り、近所の公園で軽く運動をする。エンジンがかかるには少し時間がかかるためだ。10時から数時間は会議を入れない。このゴールデンタイムには先のことをやたほうがいい。午後2時にもなるとバイオリズムが落ちてくるのでルーチン業務に回す。夕方からはクリエイティブな活動が向いている。3日で習慣が変わった。
メンタリストDaigo氏の「超集中力」で書かれていたことだった。
ポイントは人の意識はバイオリズムが落ちている時でも自分を奮い立たせようとして無理を強いるがこれは間違っている。バイオリズムと調和しながら生産活動を上げるこのような知識が必要。仕事の合間にヨガの呼吸法を取り入れるマインドフルネスが拡がっているがこれも意識と体のバイオリズムを調和させるための方法だろう。
朝から晩までデスクに座っている仕事の場合、集中力は持続しない。こういう時、昇降デスクがお勧めだが、調子が出ないときはさっと切り替えてまた戻ったほうがよっぽど効率が上がる。
可能なら、時にはカフェで仕事をすると適度なざわつきで仕事もはかどる。
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