日銀 マイナス金利の決定

Written by takahiko on 1月 30th, 2016

ここまでやるか、、、、ECBと同じ。

2%のインフレ予定は2015年春の予定が2017年に。

コロコロ変わるなあ。

そんなことより賃上げです。

賃金が上がらないと消費も上がらない。

有効求人倍率が高くても、非正規労働者が多すぎて上がらない。

 

でも今回の株の下げ方は、GDP比率に対して125%まで買われていたバブル状況で、これに近い乖離率は1987年から始まったバブルが145%。それにしてもGPIFを使って国民の年金で株を買ったのだから、その損失は公表すべきだろう。昨年で8兆円の損失。今年は未公表。今年は参院選があるので、政府は公表したがらない。それで麻生さんが為替収入の利益があるので云々、だって。結局自分たちがどうにでもできるという魂胆が丸見え。それより倫理の問題である。選挙前に株を操作して上げるようなやり方をするので国民は気をつけなければならない。

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そして秋から戦時体制に近くなる、、、だろう

Written by takahiko on 1月 29th, 2016

ジョージ・ソロスの中国ハードランディング説がメディアを騒がせている。
ハードランディングが不可避だと言う。ただ、3.3兆ドルの外貨準備で実際に使えるのは1兆ドルくらいだとされている。昨年で40兆円ほど流出したらしい。
中国が持っているカードはこの1兆ドルと金利を下げること。
緩和策の切り札である国債は使えない。

これからはアメリカ vs 中国の結果が形を変えて出てくる。

目的は、アメリカが覇権で中国を屈服させることを目指しているはず。そのための金融政策と推測する。ドルの基軸通貨維持がアメリカの生命線。AIIB事件が火を付けた。金融の戦いで中国に勝ち、中国の財布をすっからかんにすること、アメリカはこの戦いに出ているはず。1月16日AIIBの第一回総会だったが、それに水を浴びせるようにして金融分野で激震を走らせている。

中国国内の不良債権が不動産中心に膨大なため、内陸へ内陸へと投資を呼び込んだ総額が凄い金額になっている。
元安のため逃げられずに不良債権化している。

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予定調和から連鎖調和へ 保江邦夫著 そしてマグダラの書

Written by takahiko on 1月 29th, 2016

ぶっ飛んだ本だった。物理学者である。無限連鎖の世界からシュレディンガーの波動方程式を通して現象化してくる、という説明など、物理学者でないとできない。

信じる信じないではなく、著者に起こった現象の数々が、著者の中で量子力学的な空間での気づきと発火、次なるイベントへ、連鎖を持って展開される。まるで精神の成長と気づきの旅に出ているような共通体験に入る。
正直なのである。

奇跡のリンゴの木村さんはUFOに乗ったと書かれているが、そのことは木村さんの中では真実であり、外部がとやかく言うことではなく、ひたむきに人生を生きている木村さんが体験した凝縮された生とそこから生まれた世界なのである。
結果、宇宙も世界も人の存在の数だけあると考えたほうがいい。
保江先生の場合、その精神の旅において純度と濃さから連鎖が生まれる。

ギザのピラミッドの王の間は、アトランティスの遺産であり、ピラミッドの左右に存在する王の間のうち、ひとつしか見つかっていないが、もう一つの王の間の存在は確認されており、遺産たる理由は、アトランティスの左右の脳が遺産としてピラミッドの2つの王の間に引き継がれている、と。
ムー大陸レムリアは、滅亡とともにその遺産はクジラとイルカの集団に移された、と。
ぶっ飛んでいる。真偽がどうのこうのより、面白い。よく出てくる輪廻転生においては疑問で、これを認めると過去の意識で形成された霊的世界を前提としてしまうので違うと感じるのだが、まるで小説を読むようなワクワク感は惹きつけて止まないものがある。

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便秘に朗報!ぷるぷる健康法

Written by takahiko on 1月 23rd, 2016

張栄祥さんのぷるぷる健康法を二ヶ月続けている。便秘が完全になくなり、体内ではすごい変化がやってきている。ホームページはこちら。

先ずは張栄祥さんのご紹介。中国で二大気功師とされ、田中角栄を気功で治すために来日。田中真紀子女史が遮り治療は無くなったが、心ある大学病院の医師、大学の先生たちが、その類まれな気功能力を日本で活かしてもらうため尽力された。娘さんが日本を好きになったのと、中国で江沢民が法輪功を始めとする気功弾圧を始めたので日本に帰化された。

苫米地英人氏の本で、道教の秘伝として張先生のぷるぷる健康法が紹介されていたのがきっかけだった。ぷるぷる健康法は、体を振動させるだけの健康法だが侮ってはいけない。2リッターのペットボトルに爪楊枝を100本バラバラに入れてシャカシャカと3分も振ると中の爪楊枝がきちんと整列してしまう。同じ原理。

Youtubeで実演されているのでご覧いただきたい。

その後、あまりにもすごい効果だと感心したので新橋イタリア公園で実施されていた講習会に出かけた。禅歩行を併せた1時間ほどの講習体験。ぷるぷる健康法はもちろん便秘だけでなく体全体の気の流れを整え、健康と長寿を作る秘伝である。
便の色が薄くなり柔らかくなった。体の中でどれだけの変化が起こっているか楽しみだ。昔、特別養護老人ホームで働く女性から元気な老人は快便です、と聞いた。さもありなん。納得。

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囲碁で人工知能は人間に勝てない?

Written by takahiko on 1月 23rd, 2016

囲碁は右脳を使う。

中学のとき姉相手に対戦していたのだが、私のほうが勝っていた。詰め碁になると負けた。ちょうどその時期面白い体験をした。
中学3年の時、右手首を骨折してギブスで固めたため試験はすべて左手で書いて受けることになった。結果、左手で書くと集中力が上がることが分かった。学校の成績も上がった。左手の文字も次第に読めるようきれいになってきてその後左右どちらでも書けるようになった。
その時もっと深くその効果を掘り下げてみたら面白かったのだが、治ったと同時に右手で書くことに戻った。

あれはいったい何だったんだろう?忘れていた感覚を思い出してみる。対象への一体感があり没入している感覚。左脳は言語や概念を使って外部から対象を捉えるとでも言えばいいだろうか。左手は右脳とつながっている。公差神経系だから左は右脳へ、右は左脳へというように。

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生活のリアリティと経済の乖離

Written by takahiko on 1月 19th, 2016

90年代の日本がバブル崩壊した後、アメリカの経済学者ポール・クルーグマンは、さぞかし日本は大変な状況で意気消沈した状況になっているだろうと思いきや、20代の若者はブランド買いしているし、悲壮感は無くまったく違ったという話がある。

この話は何を示しているか?

所謂、経済と人の生活の乖離について。
1929年から始まるウォール街の恐慌も、株をやっていた人がビルから飛び降りるシーンが放映されてしまって、壮絶で悲惨な状況が残りようになっているが、結構静かに読書ができて良かったよ、という話もある。
ニュースと生活は違い、ここにも乖離がある。
1930年代の大恐慌が悲惨なのは、そこから始まった戦争であり、そして死んでいった兵士の家族、友の悲しみである。

経済恐慌が起こったとしたら、1日2000円の生活を1000円に変えれば良い。1000円に変えても共に楽しめる夫婦や友人関係があればいい。孤立しペシミズムの嵐に飲まれることのほうが危険だろう。

日本人はポカポカしているという。これはある外国人写真家が語った日本人評なのだが、面白く、分かるところがある。日本語は型にはまらず自由だし、人間関係も固定しない。呼び方も、あなたは、あんたは、おまえなあ、○○ちゃん、もうあらゆる呼び方を持ち出して関係を創り出す天才的な能力がある。関係をより良くしようとする現れだ。
それは文化にも反映している。

日本の面白さはどこから来ているんだろうと考えるに、言葉とジェンダーなんだろうと思う。

愛がある関係は未来を創る。

日本の財政破綻説の検証 高橋洋一氏

Written by takahiko on 1月 19th, 2016

財務大臣の諮問機関である財政制度等審議会(財政制度分科会)が2015年10月9日に公表した「我が国の財政に関する長期推計(改訂版)」では、2020年までに財政収支が改善できなかった場合、日本の国家財政は破綻に向かうと。
これは果たして本当だろうか?

よくある説として
日本の国債の長期金利上昇
金利上昇により国の借金が返せないことでハイパーインフレ
財政破綻
日本がIMFの管理下に。

この財政破綻説は本当だろうか?

1000兆を越える借金がグロス金額であるとすると
国内資産、海外への貸し付けなど相殺したネット金額をどう計算するか。

その詳細が高橋洋一氏によって語られていた。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/47156

2016年から荒れまくり2017年は嵐だろう

Written by takahiko on 1月 19th, 2016

近所にある餃子の満州でロシア人のお姉さんが働いていた。Where are you from?で分かった。
数週間後、男性のロシア人もやってきた。

ロシアは現在2008年のリーマン時よりも大変な経済状況。石油が100ドル/バレルで国家財政が成り立っていたところ30ドルを割ってしまった。サウジは70-80ドルで成り立っていたので、海外資産の切り崩し。ノルウェーしかり。GDPの4分の1が石油。リーマン時より悪いらしい。

石油はさることながら、銅とバルチック海運指数を見てみると。。。

景気の先行きを示す銅の落ち方がすさまじい。以下は10年チャート。リーマンを思わせる。
http://www.nasdaq.com/markets/copper.aspx?timeframe=10y

あとはバルチック海運指数がリーマンの664を下回る。1月13日、1985年の集計開始以来初めて400を割り込んだらしい。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO96151490V10C16A1000000/

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晩秋の高尾山から望む富士山

Written by takahiko on 11月 29th, 2015

こんなに美しく富士山が見えるのは 珍しいということでした。11月23日撮影。

DSC03244

高尾山からの富士山

中国大連の最新情報

Written by takahiko on 11月 11th, 2015
大連から帰国した友人から現地の話を聞いた。
私:大連の経済状況は?
友人:不況は全く感じない。旺盛な購買意欲がある。車もベンツの300シリーズ、Cシリーズは富裕層の象徴とならず、500シリーズくらいが対象となっている。車がシンボルのため金を使う。
私:一ヶ月ほど前にIMFが元を準備通貨として認める予定だが、アメリカの多国籍企業が中国進出を加速しているというが本当?
友人:本当だ。間違いない。
私:政冷経熱が米中で起こっているのだろう。
政冷はAIIBから始まっている。中国発のバブル崩壊情報の拡散は、アメリカが情報コントロールしていると見ていいだろう。確かに中国は不良債権は多いが、共産党は金を持っている。
中国のハードランディングの可能性は低いと見るが、都市部と農村部の格差は?
友人:貧富の差は相当あると聞いている。

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気象変動から経済そして人間

Written by takahiko on 11月 9th, 2015
11/9に気象庁から海水のph酸性化が進んでいるというレポートが発表された。一般に海水はアルカリ性を示すが海水が大気中の二酸化炭素を吸収して酸性側に変化しているというレポートだった。
深度150mから800mで酸性化が進行している。亜熱帯ほど二酸化炭素濃度が多くなっている。
酸性化のみならず、海水の温度上昇もある。今年深海に生息するダイオウイカが青森の浜辺で見つかったというニュースが報道された。決して地球上の温暖化スピードが速くないのは深海が温度上昇を吸収しているという仮説がある。ダイオウイカが打ち上げられた原因もこの深海にまで及んでいく海水の温度上昇が原因と見ていいだろう。
このまま行けば今世紀中に海洋生物の40%が絶滅するという。

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人は未来しかコントロールできない

Written by takahiko on 10月 15th, 2015

8月末から受験生が週二回事務所で勉強している。女友達から息子がダレダレ状態なので、と相談を受けたのが始まりだった。じゃ、うちの事務所のデスクが空いているから勉強させるか、と申し出たところ親子揃って面談となった。

受験科目を取材する。

日本史で何が面白かったかと聞いてみると、良い先生が一人居たのだが一ヶ月で辞めてしまったという。その先生は面白かったらしい。しかしあらゆるところに言い訳が出てきた。話を聞いていると頭に蓋をされているような印象を受けた。親子関係にありがちなエディプスコンプレックスで、尚且つ母親から息子へのネガ表現が蓋になっていた。特に母親が息子を褒めていない。

「この子は人より二倍時間がかかるので、、、、」

ナントという禁句!

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ビジョナリーカンパニー4 そしてGoogle 徒然に

Written by takahiko on 10月 15th, 2015

本書ビジョナリーカンパニー4に20マイル行進というキーワードが出てくる。探検家のアムンゼンとスコットの違いを例に、計画とシミュレーションを綿密に行いアムンゼンが無事成功したのに対して、スコットの計画が何故失敗し全員死ぬことになったかから始まる。キャリアも年齢も変わらない二人にこの違いが出たのは何故か?アムンゼンは20マイル行進を行ったということだ。

10×(10倍の成長)型企業と呼ばれる成長型の企業は、決してリスクを冒さずしかしながらリスクを取るときは用意周到の実証主義的創造の上で行うという。20マイル行進は、狂信的なまでの規律を守りながらリスクを控え、それでいて建設的パラノイアに取り憑かれ、リスクを抑えた多数の銃撃テストとしてのマーケット参入を行いながら、実証できたマーケットに大砲を撃つがごとく参入し成長する共通の法則として紹介している。

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人間は125歳まで生きることができる

Written by takahiko on 10月 14th, 2015

8月末に義父が永眠した。 一人暮らしで最後に話したのが私だった。

入浴中にくも膜下出血で死後、二日後に発見されたのだった。まだ74歳だった。90歳は生きると思っていただけに残念だ。本人も100歳まで生きると言っていた。熱い風呂が好きだった。高齢者が熱い風呂に入ると危険なことがある。脱水から血管系の発作もある。

日記が残っていた。5日ほど前から自分が認知症ではないか、いや違う、と自分を鼓舞するように書いている。くも膜下の前兆だった。もし体に変調があったらSOSの電話をくれるとなっていたのだが、突然の事故だった。 誰でも死ぬときは畳の上で家族に看取られて老衰で死ぬのが理想だ。しかしながら今の世の中は、生まれるときは同じでも死ぬときは皆違う。死が同じだとすると人は皆老衰で安らかに永眠するとなる。

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一粒ブランドのご紹介

Written by takahiko on 10月 14th, 2015

女友達がアクセサリーブランドを作ってプレゼントしてくれたので、ご紹介。

何百という種類があり、絹で作ったアクセサリーです。バッグに付いている丸いアクセサリーです。

—– 女友達からのメッセージ —–

一粒は「日本のiroiroを日常に」をコンセプトに、絹の着物地の その色や艶のいろいろを遊べるアクセサリーブランドです。
継いでいきたい豊かな文化を 一粒に込めて

facebook.com/hitotsubuiroiro

一粒アクセサリーブランド

時に120〜130%の負荷をかける

Written by takahiko on 8月 11th, 2015

友人がへばっていた。人間関係だった。思い切りエネルギーを注いだ。全部忘れて新しく道を開くくらいの感じでエネルギーを注いだ。自分にもエネルギーがみなぎってきた。
筋肉は負荷をかけないと落ちてくるのと同様に、日頃120〜130%のパフォーマンスを出す習慣を身につけることでボトムアップするという田坂広志さんの「知性を磨く」を思い出す。田坂さんは3時間立ち続けてぶっ通しの講義をしたところ始めはきつかったが続けるうちに慣れてきたという。

悩みから抜け出るには気分一新リスタートに限る。すると新しい光景が見えてくる。

過去と現在に捕らわれていると、人間縮んでしまう。すがすがしい未来と広い空間を羽ばたくように人間は生まれている。

プロテイン、必須アミノ酸、消化酵素で激変!

Written by takahiko on 7月 31st, 2015

今週からプロテイン、必須アミノ酸、消化酵素を摂取している。毎日のポテンシャルがこんなに違うものかと驚いている。夫婦揃って飲み始めた。
一週間前に友人の女医さんからアドバイスをもらったのだった。

筋肉が落ちてくると気持ちも弱くなる。プロテインを摂って筋トレを始め必須アミノ酸9種類のうち8種類が含まれているAminoVitalをいっしょに飲む。消化酵素は吸収を良くさせるために飲んでいる。

午後になると眠気が襲ってきたのが、無くなった。朝からずっと仕事をしても大丈夫になった。これは凄い。よ〜し!今週は一気に筋トレもやろう!ということで、始めている。
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環境問題と適応型生存本能

Written by takahiko on 7月 31st, 2015

地球温暖化の原因は、その95%が人為的原因とされている。残り5%は火山の噴火や自然の変異で起こっているということらしい。しかしながら日本の戦後からの長期データによると、夏で35度以上の真夏日は逆に少なくなってきており、冬日で寒い日が少なくなり冬の温暖化が進んでいることが解ってきている。(気象予報会社のHALEXによる)

この数日確かに暑かった。人間のホメオスタシスに悪影響を及ぼすのが42度以上となるためこの温度を越えると体も壊れる。インド、パキスタンで50度を記録した猛暑で数千人が死亡したが、この気温で人間が生活することはできない。
一方、NYの大寒波はこの数年当たり前になっているが偏西風の蛇行が熱帯地域で海温上昇に伴い海水が蒸発することによって偏西風の流れが変わることでNYの大寒波に繋がっている。
マイナス50度を記録した超大寒波だ。
インドでは熱波、NYでは大寒波、地球上で極端な気候変動が起こっている。
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人工知能をめぐる悲観論と楽観論

Written by takahiko on 7月 14th, 2015

人口知能の進化が著しい。
同時に悲観論と楽観論が出ている。

悲観論は、人工知能が進化することで、労働が人工知能に取って代わられるという観点、また映画ターミネーターのスカイネットに象徴されるコンピュータが人間を支配するという社会構造への警告、そしてS・ホーキングによる「人類はゆっくりと進化してきたが、今の人工知能の進化は急激すぎる」という論点が主なものとなっている。

楽観論は、人工知能が現在第三段階にあり、Deep Learnigという進化の要となる学習プログラムは、決して人間を支配するものではない、という論点に見られる。Deep Learnigは、ある層の知識の総体があるとすると、更に抽象度の高い上の層を導き出すアルゴリズムで、人工知能第二段階までのインプットしなければアウトプットが成り立たない制約から解き放たれることで、飛躍的な進化を遂げている。第二段階までの人工知能は、インプットがあってアウトプットがあったのに対して、第三段階の人工知能は、下位の層から上位の層へ至る間に新しいレイヤーとなる層を組み入れ抽象度と制度を上げるためにノイズを利用している。つまり今まで猫を猫として判断するには膨大な猫情報を必要としそのインプットが必要だったが、わざとノイズ情報を入れることで、猫が猫である精度を上げることに成功している。楽観論は、人口知能のプログラミングが決して人間を支配するようなアルゴリズムにはなり得ないことを技術的な観点から述べている。また人工知能の機械学習を行う範囲がある限られた分野で収まることも楽観論の一つになっている。

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世界同時株安から

Written by takahiko on 7月 9th, 2015

中国の株価下落が凄まじい。日経も650円ほどの下落。一説によると習近平と江沢民との確執があり、江沢民側の勢力が株の売りを持ち込んだとする説があった。真偽は分からない。共産党幹部の売り逃げというところか。さもありなん。腐敗で海外に持ち出された金額が150兆円というから凄まじい。
4割の銘柄が売買停止となっている。中国バブルが吹っ飛ぶと2500兆円という日本のバブル崩壊の比ではない額。5%以上を保有する者の売りを半年禁じたということ。市場原理の中で底を見るまで行くことになる。中間層が育っていないので内需拡大政策も難しい。貧富の差はアメリカ以上となっており、高所得者8000万人と厳しい生活を強いられる国民の構成が実際のところ。
南シナ海の埋め立てを巡るアメリカに対しての強硬発言は、国内状況を外にそらせるためのもので、その逆となる日本との協調路線をめざす政治論文も発表されることを考えると、国内の混乱は相当激しくなっている。日本になだれ込む中国人が多くなり日本国内での混乱も予想される。

日経平均の日足を見ると、日経平均株価はあがっているのに、MACD(移動平均収束拡散法)が、ダイバージェンス(逆行現象)を示していた。

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ギリシャより中国の方が危ない

Written by takahiko on 7月 6th, 2015

本日7月6日、ギリシャのEU緊縮財政案の国民投票結果が反対で発表された。反対が6割。日経平均は430円の下落。ドル円は122.50円ほどに円高。ギリシャの国民投票に合わせたように上海株が三週間で約30%の下落。中国政府が急遽4.5兆円の下支えを行った。ギリシャ経済が世界に与える影響はそれほど大きくは無い。ドイツ国民が南のギリシャでバカンスを楽しんでいたのを羨んでEUに加盟することで金利が下がり消費意欲旺盛になり、収支が合わなくなったのが今回の限界だろう。
しかしECBによる欧州金融安定ファシリティーの資金流用もあるので、逃げ道は用意されている。

三年前ECBのドラギ総裁が、当時のユーロ危機の最終局面で、ユーロを守るためなら何でもする!と宣言したところからユーロの底打ちが確認され、同時にアベノミクスが乗っかったグレートローテーションの幕開けが世界の株高を支えてきた。

2年前、中国の大連に行った。その時で大学卒業者の3人に1人しか就職できないという状況。そして就業人口は2年前から緩やかに下降しだして現在に至っている。中国の投資リターンは7%。従って7%の成長を割ると対外的にマズイ。あの手この手で統計発表を作り上げる訳だが、現実的には作られた数字も多いという。内需の力強さが見られない分、中国政府のテコ入れが必要だった。こう考えてみるとAIIBは、この実体経済の悪さをリスクヘッジするために作った金融体制とも考えられる。
ソフトランディングできるかどうか。

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複雑性と人間の精神

Written by takahiko on 7月 5th, 2015

今起こっている複雑性は国家がコントロールできない、これが前提だろう。エネルギー、生態学、宗教、金融、経済、文化、政治 etc.すべてが密に絡み合い、1つ狂えば連鎖が波及する。予測ができないため状況に対応するしかなくなっているので、国家が化け物になりつつある。
N・チョムスキーの著作に「複雑化する世界と単純化する欲望」という著作があるが、単純化する欲望の主体を国家に当てはめてみれば分かる。

では、希望はどこにあるのだろうか?
先日、インナーフロンティアという言葉を知った。人間は言葉を使える。人間はこうありたいと考える人類共通の真・善・美を言葉にすることが出来る。そしてその未来を生きることが出来る唯一の生き物だ。
戦争の無い世界は、創造と協調そして人類の課題解決に向かうが、戦争と破壊がもたらす欲望は未来を暗黒に塗りつぶす。
国家には限界がある。この限界が国民をコントロールする独裁として成立する危うさが世界のいたるところで見られる。
残されたフロンティアの一つ、インナーフロンティアに希望がある。

複雑性が進めば進むほど専門だけでは解決がつかなくなる。専門はひとつの分野に対しての知識ベースから計算することなので、各分野の状況が密接に絡み合った複合的な空間ではそれぞれの要素が影響を及ぼし合うため、1つの専門での解決は難しい。
そういう意味では、専門は専門として持ちながら、せめて2つ以上の専門を持つこと、そして人類の未来を豊かに創造できる智恵と意志が益々必要となっており、この2つ以上の専門を統合できるのは人間の精神を通してしか出来ない。

宇宙の中で地球が生まれる確率は、10の15乗分の1

Written by takahiko on 7月 4th, 2015

地球がもし金星に少しでも近ければ太陽のやけ尽くすような熱を帯びた惑星になっているし、火星に近ければ乾燥した惑星になっている。非常に狭いバンドで太陽の周りを回っているのだが、このバンド幅を10分の1とすると、現在の地球の状態が存在するには、その他確率要素を加味すると10の15乗分の1という確率でしか存在し得ないらしい。

銀河系は約1000億個の星で構成されるため、同じような銀河系が1万個ある中で、一つ生まれるかどうかの確率になる。宇宙のローカルでこの上なく恵まれた惑星の上で戦争と喧嘩にあけくれる人類は、宇宙の中でどう映っているのだろうか?自分たちの作った神で戦い、自分たちの作った金で豊かさを計り、自分たちの自分たちのと自分ばかりの事を考えている生き物は、大きな大きな全体の中で迷惑この上ない生き物として存在しているのだろう。人類が滅亡しても地球は残っている。

生物の多様性は、或る生物が多くなりすぎることも少なくなりすぎることも無く、この星で適応していく最適な環境とバランスを維持していた。江戸時代まで絶滅した生物は無かったらしい。

イギリスの産業革命時代に、森が煤煙にまみれ黒く変色していった。森で生存していた蛾は、白色だったが捕食から逃れるため黒色に変化したことが記録されている。突然変異が起こった。
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奈良 吉野で自然と一体

Written by takahiko on 6月 27th, 2015

11637933_1604341486511576_393208644_n奈良の吉野に行った。友人宅へ。木の緑が深い。森の中でアンドロメダ・エチオピアコーヒーをいただく。なんと火をおこして土瓶でコーヒーを沸騰させるという初体験。


DSC_0437竹林が風に揺れ緑に心身洗われる。この場所で竹取物語が生まれたという。



日本でも温暖な気候の紀伊半島に役の小角にまつわる神話が残り、後醍醐天皇の史跡がある。

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愛とエントロピー

Written by takahiko on 6月 20th, 2015

一組の仲が悪い夫婦がいたとする。妻は夫を責め立て、夫は妻に原因を求め、硬い枠を当てはめ膠着状態は戦争に近い状態とする。夫は行かなくても良いところに行き、妻は無駄な金も使う。やがて寝室は別々になり、照明もひとつで済むものが二つ必要となり、冷暖房も二つ必要となり、二倍のエネルギーを使うことになる。
このときエントロピーは増加する。
そこに子どもがいるとしよう。夫婦の言い争いを聞き続けた子どもは、ついつい学校でもはけ口を求め弱い標的を見つけてうっぷんを晴らす。
この悪循環は雪だるま式に感染していく。そして仲の悪い夫婦に武器を売る商人のような存在も出てくるだろう。
次に仲の良い夫婦がいたとする。共働きとしよう。妻が帰ってくるとねぎらいの気持ちで夫は味噌汁を作り、妻はすすんでアイロンをかけてくれる。台所はいつも綺麗だ。時間が無いから全自動洗濯機を買う。料理の工夫もしてみたいからヘルシオを買う。子どもたちも喜ぶ。家族揃って出かけるとときは、笑顔一杯だ。
愛は無駄を無くして豊かな未来を創り出す。エントロピーも減少する。
人の状態には背景があり、落とし穴にはまらない運の良さは、愛から始まり、愛は未来を創る。

生物の多様性について

Written by takahiko on 6月 20th, 2015

典型的な生物の多様性を考える上での例。

ライオンはシマウマを食べる。シマウマは草を食べる。
しかしライオンが絶滅すると、シマウマが増加し、草を食べ尽くす。やがて草を食べ尽くしたシマウマは、食べ物が無くなって絶滅に至る。

生物の多様性は、底辺に行けば行く程、小さく数の多い生物が存在しているが、その生物を食べて生きている動物は、より数が少ない。
数の上で、 ライオン < シマウマ < 草 というようにピラミッド構成が成立しているのが生物の多様性になる。 しかしながら、このピラミッドで現在頂点に立っているのが人間で、現在75億人、2050年には90億人に上る。 このアンバランスさが、生物の多様性をみるみるうちに破壊していっている。その結果何が起こるか? イギリスの産業革命時代に、工場からから出る煤煙が森林を真っ黒にし、それまで生息していた白い蛾に突然変異が起こった。白い蛾は、鳥に捕食されないため色が白かったのだが、真っ黒な森林に適応するため体色を黒に変異させた。生物は環境適応するために突然変異する。 生物学では、強い生物が生き残るのではなく、環境適応した生物が生き残る。そして環境適応するためには、一人ではなく二人、三人で適応したほうが良く適応できる。このあたりは生物学の吉村仁さんが書かれているのだが、企業がマーケットの中で生き延びるためにも同じ事が言える。

恋愛と科学のディスクールは同じである。江戸時代から読み解くと。

Written by takahiko on 6月 9th, 2015

江戸時代の町人文化を調べる機会があって分かったこと。

江戸時代の後期まで男女の人口比率は、男2対女1だった。これは江戸になだれ込んでくる労働力が男中心であったことに依る。町人6割、武士4割が比率。

当然、結婚できない男が出てくる。吉原、深川という遊郭が生まれたのは必然で、大きな店でも遊びに行くのは当たり前。吉原は銀座のバーのような位置づけで現在の吉原とは違う。
この人口比率から男たちは女性にモテようと、あの手この手でアプローチを試みることになる。
だじゃれでウケを狙ったり歌を詠めるのはもちろんのこと、モテる要素が必要となった。成功して長屋に嫁いでもらった暁には大切にされ、子守から家事まで男がまかなうことが多かった。
江戸の家賃は安い。町人が2−3日働けば家賃が稼げる。物価も安い。しかしながら火事が多い。火事が起こっても持ち物は布団と着物くらいだからすぐに逃げ出せて、つぎの長屋では数ヶ月家賃無料というケースも多かったらしい。
火事で仕事が多くなるため、逆に好まれていたというのが本当のところ。

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ドキュメントスキャナーSV600は指サックが良い

Written by takahiko on 6月 7th, 2015

母の資料整理でドキュメントスキャナーのSV600を購入。
これが非常にスグレモノで、ノートを断裁せずにPDFにできる。

枚数が多いときは、ページが多いと指が疲れてくるので、指サック(100円ショップで売っている)をはめて
ページ自動めくり機能を使うと便利。

別途購入したガラス板は、重すぎて使わないようになってしまった。

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認知症での薬管理

Written by takahiko on 6月 7th, 2015

久しぶりのブログとなってしまった。
申し訳ないです。

昨年母が逝去し、今日のBLOGは介護の方法論として参考になればと思う。

軽い認知症で近所の総合病院に通っていた。住んでいたのは近所のワンルームマンション。
7年前から週に1度は食事をした。曜日を決めることが大切だった。

薬の管理について以下で参考になればと思う。

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ヒッグス教授、アングレール教授にノーベル物理学賞

Written by takahiko on 10月 15th, 2013

半年でのスピード審査受賞。物理学が新しい前提を獲得した画期的な受賞。
それにしてもこの検出器施設は凄い。

ヒッグス粒子の実在を証明した検出器の内部。CERNの写真。

以下は、宇宙関連の素晴らしい映像を。ハッブル望遠鏡で撮影された大宇宙。NASAの写真です。

1年前に書いた5次元、余剰次元についての著作を読んで、のBLOGはこちら

シリアの状況について考える

Written by takahiko on 9月 2nd, 2013
FRBが緩和縮小に向かう宣言を出した6月、株は一気に下げ、為替は大荒れ、あまりの影響の大きさに再度、ハト派の傾向を盛り込み、のらりくらいの数ヶ月。
いずれ、緩和縮小に向かわざるを得ないため、それがいつなのか、どれだけの下げが来るのか、焦点を合わせようにも合わせられない数ヶ月。
EUはドイツ以外は強くないのと、フランスの格下げ話から分かるように、フランスの経済状況は決して良くないところで、シリアの話が出てきた。それにイギリスが乗った。
8月末の段階でイギリスは議会が通らず、アメリカも議会承認を得てからという手続きを踏むことになったが、オバマはブッシュの二の舞をするほど、馬鹿ではないだろうが、いかにだまくらかして兵器産業に金を回すか苦心惨憺しているのが透けて見える。
シリアの反政府軍は傭兵の集まりで、シリアの市民ではない。シーア派とスンニ派の対立から生じた中東の軋轢を外部が利用しているのだろう。シリア国民は誰もこんな内戦を望んでいないだろうし、シリアを舞台に戦争を引き起こすことで金儲けができる勢力にとって、今回はまたとないチャンスと見えたのだろう。アメリカ国民でもシリア参戦支持は、9%だという。
アメリカは世界的な戦争に持って行き、これまた日本からは、がっぽり戦争協力費を吸い上げる計画だろう。しかし、この金は、日本国民の税金から拠出されるという事実。
日本はアベノミクスで景気浮遊感が出ているが、世界はどちらかというと薄氷の上を歩く資本主義経済の状況であり、リーマン以降、緩和緩和のジャブジャブマネーで席巻せざるをえなかった有史以来初めての状況に対して、アメリカの緩和縮小=出口戦略がアンチとして飛び出したもんだから、新興国を中心にマネーの引き上げが予測され、次の時代での成長エンジン無き成長を演出せざるをえなかったので、青息吐息の株であり、経済であり、戦争で金もうけを、と軍需産業からの突き上げが背景にもあるのだろう。
世界中、誰がこんなことを望んでいるのか?
金は人間が作り出したものだが、金が人間を支配するようになったのはいつからか?
地球に人間が必要となっていない、そういう状況が来てはならないことくらい誰にも分かる。
田中宇ニュースで読んだ記事が参考になったので、以下で転載。
「無実のシリアを空爆する」
2013年8月28日   田中 宇
米国が英仏の賛同を得て、早ければ8月29日にシリアを空爆するという。首都ダマスカスの近郊で、8月21日に化学兵器によって市民が攻撃され多数の死者が出たとされる件について、米政府は「シリア政府軍の仕業に違いない」と断定し、国際的に違法な化学兵器の使用に対して制裁する目的で、シリア沖の地中海にいる米軍艦や、英軍の潜水艦から、トマホークなどのミサイルを発射して、シリア軍の基地などを破壊する予定と報じられている。攻撃対象が多くなる場合、B2ステルスなど、ミサイルより多くの爆弾を落とせる戦闘機を使う予定だという。 (Strike on Syria `As Early as Thursday’)
攻撃の時期については、9月1日以降との説もある。時期の早晩があるかもしれないが、米政府の高官がマスコミに攻撃を明言しており、言葉だけでなく、いずれ攻撃が行われる可能性が高い。攻撃は2日間行われる予定だ。世論調査では、米国民の9%しか、シリアに対する軍事攻撃を支持していない。 (Obama reportedly considering two-day strike on Syria)

中国 大連に行ってみて

Written by takahiko on 6月 29th, 2013
6/14-17大連に行ってきた。大連へのアウトソース先との渉外が中心だったが、時間に余裕があったので、友人と大連を歩いた。
事前に、中国の勉強。小室直樹著「中国原論」読み直し。帮(ほう)を押さえる。
遠藤誉著「チャイナジャッジ」「中国動漫新人類」「チャイナナイン」を読む。薄煕来について書かれた「チャイナジャッジ」は中国の現代権力構成を知る上ですこぶる役立つ。中国動漫は、日本のアニメがとてつもない日中友好のメディアとなっているその経緯と構造を分析。
橋爪大三郎、宮代慎治、大沢真幸鼎談「おどろきの中国」を読む。
現地の学生失業率が22%だった。これがはじめに知ったデータ。日本では50%ほどかと推測していた。しかし、どうも本当らしい。駅ビルのカフェで集う若者たちに、消費を制限しているように見えないので、22%という数字が信じられなかったが、親が生活支援しているらしい。
また、大学には簡単に誰でも入れるようになっているため、22%という数字になっている。
渉外先は、今年2月から円安で2000万円の損失が出たということ。日本から中国への支払いを円建てで行うとそうなる。外国為替は世界全体でシーソーゲームのような相対関係を前提としているため、片方が上がれば片方が下がる。
大連で働く若者の給与は、月5-15万。結婚の際、男の子は不動産を持っていることが結婚条件の大きな要素になるのだが、不動産価格は3000万はする。では、どうしているのだろうか?これも聞くところによると、親が支援しているらしい。
15万の給料を得るには、大学で資格を取っていることなど、条件が必要となるらしい。
もともと大連は、旧満州にあたる港都市で、風光明媚な都市。大連では、反日運動が起こらなかった。
大連にあるヤマトホテルで聞いたところ、中国の古いホテルで改修の必要がある場合、国の援助があるのだが、ヤマトホテルは、反日運動の結果、国の政策として援助を打ち切られたという。ホテルで絵はがきのセットを2つ買い、資金提供に協力する。200元(3500円)ほど。
遠藤誉さんが指摘しているのだが、反日運動が加速する際の要因のひつとして「大地のトラウマ」という要素を挙げている。
これは、国共内戦の際に、中国共産党が全土をローラー作戦で思想統一を図っていくのだが、そのときに、地主を吊し上げる際に、農民に私は地主の見方ではないという踏み絵を、皆の前で大声で宣言させるやりかたを取る。これが全土に渡って行われ、日本の見方ではないという「大地のトラウマ」が起動することになる。
遠藤さんは女性で物理学者、国共内戦で長春が共産党に封鎖され、兄弟が餓死する状況を生き延びてきた方。現在も中国とのパイプは多く、そして深い。
渉外先の副社長と食事。帮(ほう)について訊く。中国を理解する上でのキーコンセプト。自分たちのネットワークを絆として捉え、相手のためになるコミュニティコンセプト。これを訊くと、二人の場合は、組、三人以上がほうになる。三ほう、四ほうとなる。なるほど、いわゆる身内コンセプトに近く、この身内に入らないと、彼らとのコミュニケーションに深みはでないし、本当のことは語らない。
ともすれば、帮は、コミュニティの内と外を区別するため、内のためならば、外に対しては何をやってもいいという傾向も生まれるだろう。軍にほうを掛けあわせると、現在の人民解放軍の傾向が出るはず。
この帮の概念は日本には入ってきていない。中国古来から伝わるメインバリューであり、近年、金のバリューが入れ替わってきていることは歪めない。
さて、1980年以降に生まれた若者は、それまでの若者と違うと言われる。大連で取材してみた。
日本アニメにも詳しい若者。NARUTOが面白い。ワンピースあたりのアニメも面白い。宇宙戦艦ヤマトの新バージョンが上映されているが、どうか?と訊くと、宇宙戦艦ヤマトは感情移入できないので、面白く無いということだった。理解できる。
中国での日本アニメについては、遠藤誉さんの「中国動漫新人類」によれば、以下となる。
中国で海賊版の日本アニメ、漫画が流行した。日本のアニメーション会社も中国での著作権管理に熱心ではなく、またたくまに日本アニメが中国の若者の間に席巻した。また1970年台始めに放映された「鉄腕アトム」が1回の放映で10万円という破格値だったので、(これは手塚治虫さんの善意だったらしい)それ以降も破格値となったとのこと。さて、反日教育が行われている中国から日本を見る歴史認識に根ざしたイメージと、こんなに面白いアニメを作り上げ、愛とか平和をメッセージとして発信してくる文化大国の日本は、本当は共産党が決めつける日本とは違って、どんな国なんだろう?そういうダブルスタンダードが生まれる。
アニメにはまったことがある方なら分かると思う。
ちなみに、今日本で流行っているアニメのひとつに「進撃の巨人」があるが、彼はそのタイトルも知っていた。
インドでもベトナムでも同じだが、歴史と文化を理解したところから始まる。

アメリカの対日戦略変更と対中国戦略

Written by takahiko on 2月 21st, 2013

今の状況は、多分、20世紀半ばの朝鮮戦争が勃発したときに似ている。
アメリカが対日戦略を変更し、アジアでの反共拠点として位置づけ、日本を後押しした状況に。

アメリカvs中国の構図で、アメリカの対日戦略が変更されているのだろう。円安もこの構図の中で位置づけられている。G20でもEUでもドイツからの円安批判をかわし、アメリカ・イギリスから円安肯定・デフレ脱却期待のコメントが出る。
アメリカはベトナム戦争以降、世界のGDPに占める比率が下降。TPPも安全保障の要素がある。しかし、TPPは、国内の景気回復・デフレ脱却にはマイナス。GDPの要素には政府支出の公共事業も含まれるため、TPPでオープンになると国内にお金が流れない。ここが訪米での綱引きの焦点になるだろう。

アメリカは腐っても鯛とは言うけれど、この数十年は、群雄割拠の状況になるのかもしれない。

一方で中国は、環境リスクと国内暴動が更に激化してくるだろう。

麻生財務相、消費税10%超「確率極めて高い」

Written by takahiko on 2月 4th, 2013

3日NHK番組で語ったそうな。日経WEBサイトより。

麻生太郎副総理兼財務相は3日のNHK番組で、消費税について「中福祉なら10%以上に上がってくる確率は極めて高いと思う」と述べた。医療や年金などの一定の社会保障給付を維持した場合、消費税のさらなる引き上げが必要になるとの認識を示したものだ。

 麻生財務相は「日本の場合は中福祉、中負担が国民的合意だ」と強調した。現在は5%の消費税率は14年4月に8%、15年10月に10%に引き上げることが決まっている。しかし、高齢化で社会保障費の増加が続くため、財政の健全化には再増税が必要とされている。
ーーーーーー 引用 END ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
消費税増税については、経済成長が上向いたことを確認してからという前提がついている。

私は3日のNHKの番組を見ていないが、このエクスキューズを入れていたかは分からない。

大切なポイントは、アベノミクスが持っている課題として以下。
名目GDP成長差額(年度での差額)が、国債1000兆の利子負担1%=10兆円より高いことが前提になる。
この前提が崩れると、アベノミクスは成立しない。

日銀の福井元総裁が、消費者物価指数が少し上がったところで、日銀の体質に押し切られてか、ゼロ金利政策を解除したことは記憶に新しい。つまり福井元総裁もインフレファイターであった訳だ。

政府としては、増税したくてウズウズしているのが分かる。しかし少し円安株高になったとは言え、まだデフレのまっただ中だ。本当の円安はドル円が110円を超えたところから始まる。このラインで日本国内に工場が誘致できるが、どの国も低金利一色で2015年までアメリカの政策金利は据え置かれている。リーマン以降、どの国も政策金利は下げざるを得ず、自国の雇用と国益保護が前提としている。

麻生さんは経営者でもあるはず。経営者としての増税発言と政治家としての発言は区別しなければならない。今は政治家でいかねばならないはず。消費税は一度上げれば下げないであろう。権力とはそういうものだ。

ユーロの共同債措置、優遇者制度などは2014年開始だが、世界がどうなるかまだ分からない。
キプロスがデフォルトすることがほぼ確実であり、小さいためにドイツではつぶしても良いという意見が出ているし、アメリカの財政の崖問題は5月以降どうなるかまだ分からない。ギリシャは50兆のデリバティブが500兆までふくれているため、こけるとフランスの銀行がやばい。ユーロに問題が出ると、アメリカの対ユーロ投資総額が巨大なため飛び火する、こういう連鎖が、地下にマグマのように眠ったまま、グレートローテーション(risk on)が進んでいるのが世界の現状のはず。

水資源をめぐる中国の対日侵略

Written by takahiko on 2月 3rd, 2013

ロシア政治経済ジャーナルを発行する北野幸伯さんからメルマガが届ので紹介します。あの「プーチン」の著者である。

水資源をめぐる中国の対日侵略。後で転載するが、ここまで日本はやられているのかという驚愕のレポート。

先ず、水資源が枯渇した文明は滅びるという前提。
これは過去のいずれの文明にもあてはまること。

北京の大気汚染が200メートル先の視界を不良にしていることはニュースでも知られていることで、ガスマスクをして自転車に乗る市民の写真などが日経のwebサイトなどでも掲載されている。日本に及ぶ大気汚染は酸性雨を降らせ農業を直撃する。
そして、水資源の枯渇も深刻な状態。共産党だけが知っていて隠しているらしい。
工場の操業には工業用水が必須だが、地下水のくみ上げで枯渇している。
上海も同様で飲料水は二回フィルターを通しても飲めなくなっている。
大連に行った友人が、現地の寿司屋で食べたところ、包丁を飲料水で洗っていたため、ホテルに戻ってから七転八倒の苦しみとなり、仕事も全部キャンセル。それくらいひどい。

自然資源が限界にまで枯渇している。
以前、世界銀行のレポートで2015年には中国で環境難民が1500万人出ることを紹介したが、現実となっている。
中国はベトナムの上流で水をくみ上げるため、ベトナムが水不足に陥っている。これまた友人が紹介してくれた記事で、尖閣と同じやり方で、ベトナムとの国境ギリギリまで地下トンネルを掘って地下水をくみ上げるやりかたで水資源を確保しようとしている。

都市部での工業用水の不足から、工場を内陸部に移す動きが始まっているらしい。しかし、上海は、世界最大の三峡ダムが揚子江の上流にあるため、海運での移動ができなくなっている。三峡ダムは中国の電力需要のうち1割を供給しているが、自然現象の激変のため、毎年、干ばつと洪水で不安定な状態。

中国共産党は、全国民を救えるとは考えていないのだろう。大混乱に陥るとどうなるのか?日本に大量に押し寄せる中国人。その可能性は充分にある。

日本は硬水と軟水(飲料水)が豊富だが、国土の7割を占める森林が急勾配であるため、地下水のくみ上げには限界が出る。最近では、NHKのニュースで見たのだが、地中に穴あきパイプを埋めることで地下水にためるツールも利用されているらしいがまだ十分ではない。

海外では水をめぐって戦争にまで発展するケースは珍しくない。
そして今、ロシアが畏れているのが、中国が世界最大の淡水湖であるバイカル湖を狙っていること。

中華思想に国境は無いから恐るべし。個人としては善人もいるが、共産党が行っている戦略には注意が必要だ。生存をかけた戦略が稼働している。中国の投資リターンは8%設定なので、経済成長で8%を下回ることができず、数字の改鼠は当たり前。出てくる数字も信用できなくなっているため注意が必要だろう。
中国人は早く金を貯めてオーストラリアにでも移住したい、都市部の市民がそう希望している事実は知っておいた方が良いだろう。オーストラリアは中国への資源最大輸出国である。

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ロシア政治経済ジャーナル 特別号外 北野 幸伯

今回はなんと、

【中国の、日本侵略計画の全貌と、その進展具合】

がテーマだったのです。

・なぜ中国は、全国で日本の森林を買いあさっているのか?

・そのあきれるほどの規模は?

・なぜ中国は、新潟に東京ドーム3個分の「領事館用土地」を取得
したのか?

・退役軍人を続々と日本に送り込むその意図は?

などなど。

もうこれだけでも、私の心はズタズタですが・・・。

最後に、これがとどめをさしました。

<「2011年9月15日付けで『中華民族琉球特別自治区委員会』
が成立した」という広告が掲載された。

 これは沖縄は日本の一部ではなく「琉球」という別の国であり、
しかもチベットやモンゴルと同様、「特別自治区」として中国に属す、
という宣伝工作なのである。>

嗚呼。

中国はやはり、尖閣ばかりでなく、沖縄も狙っている・・・。

ていうか、そもそも「沖縄は、中国固有の領土で、わが国の特別自
治区だ!」と考えている。

すごすぎです。

わかります。

皆さん、日曜日に気分悪くなりたくないですよね?

でも、この内容は絶対知っておいたほうがいいです。

「私には関係ないわ!さ、ショッピングにまいりましょう!」

なんて余裕かましていても、彼らの魔の手は、あなたの近くまで
迫っています。

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■1.中国企業が買い漁る日本の山林

 中国企業による日本国土の買い漁りが進んでいる。たとえば平成22(2010)年7月、北海道伊達市と壮瞥町の境界に広がる700ヘクタール(東京ドーム150個分)以上の森林を所有・運営していた日本のゴルフ場企業が経営に行き詰まり、中国人実業家の企業に買収された。

 これでこの土地は実質的に中国企業のものとなったが、国土法によって所有者を届け出る必要があるのは、「新たな所有者が土地を取得したとき」のみである。この森林の場合は、買収されても所有企業の名前が変わらなかったので届け出の必要がなかった。

 林野庁からの指示で北海道が調査した結果、平成20(2008)年までの3年間に取引された30ヘクタール以上の森林などの不動産は7万ヘクタール。取引を行った企業139社のうち、上記のように中国企業が偽装して山林を買い取っている例がどれだけあるのか、その資本関係まではつかみきれないが、正真正銘の中国企業が一社見つかった。

 北海道倶治安町の57ヘクタールの山林の所有者は父親から遺産相続した山林の売買を不動産屋に依頼していたら、いつのまにか香港の企業に売られてしまったという。そのうちの32ヘクタールが水源機能を持つ保安林だった。同じく北海道ニセコ町では町内にある5つの水源のうち二つが外国資本の敷地内にあった。[2]

 北海道ばかりではない。鹿児島県奄美大島一帯の山林の買収を進めている海運会社グループは、もともと日本人の同族経営だったのが、中国人役員が経営に参画し、その後、事業拡大が図られている。

 三重県の大台町は、1000メートル級の山並みが続き、伊勢神宮を流れる宮川の源流として名高いが、この「水の聖地」も平成20(2008)年1月に中国企業に買い取られた。一人の中国人が町役場に来て、250ヘクタールの山林を登記していった。しかし、実際に買い取ったのは1000ヘクタールを超えるとも言われている。

■2.中国の危機的な水資源

 中国企業と言っても、日本や欧米のような私企業を想像してはいけない。国や地方政府、軍が直接、経営している企業もあれば、個人経営でも、背後に政府や軍がバックアップしている企業もある。中国企業が海外で活動している場合、その背後には中国共産党がいると考えた方がよい。

 中国共産党はなぜ日本の山林を買収するのか。日本の国会にあたる全国人民代表大会のメンバーがこう語ったと伝えられている。

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 北京の水資源は危機であるが、この事実を国家指導者だけが知っていて北京市民には知らされていない。長江は世界一長い下水道と呼ばれ、地下水は90パーセントが汚染されている。北京に住む外国人も市民も逃げ出せば、全国の13億人は大混乱に陥る。[1,p139]
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 10年以上連続で旱魃に(かんばつ)に見舞われている北京市では、1960年代から建設された80カ所以上のダムにもほとんど水がない。また全国の主要都市660カ所の中で、400カ所以上の都市で水不足となっている。

 工場用地や住宅用地を作るための無計画な自然破壊で北京からわずか70キロまで砂漠が近づいている。我が国を襲う黄砂もこれが原因だ。[a]

■3.日本の水資源を狙う中国共産党

 この問題に対処する手っ取り早い方法は、日本の山林を買収して、その水資源を確保することだ。

 もっとも中国共産党は10数億の人民全体を救おうなどとは考えない。なにしろ1パーセントの特権階級が全中国の41.4パーセントの富を手中に収め(世界銀行の報告)、国民の賃金収入の総額は、GDP(国民総所得)の8パーセントと世界最低の国なのである。中国人民は、中国共産党の搾取の対象であっても、守るべき存在ではない。

 おそらく、党や政府、軍の幹部たち特権階級が、自分たちの飲み水を確保し、さらには安全でおいしい日本の水を高く売って儲けようとしているのだろう。

 我が国としては、美しい森林が乱開発されるだけではない。一朝事ある時に、上流で毒物でも流されたら、下流の都市部では大変なことになる、という安全保障上のリスクも伴う。

 オーストラリア、カナダ、ロシアなどでは、外国人が森林・水源などの不動産を買うことを規制する法律を制定している。これは中国人による資源買い漁りを防ぐためだ。我が国でも森林法の改正など一部の動きはあるが、早急に法律の整備を進めるべきだ。

■4.東京ドーム3個分の「領事館」用土地取得

 山林だけでなく、都市部の土地買い漁りも進んでいる。たとえば中国政府は領事館建設という名目で、新潟駅から徒歩8分の中心部に1万5千平米もの土地取得を進めてきた。ちょうど平成22(2010)年の尖閣諸島沖での中国船衝突事件の後、地元住民の強い反対運動があって、同年11月には売却が凍結された。

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グレートローテーションと準備の年

Written by takahiko on 2月 2nd, 2013

グレートローテーションという言葉がある。risk offからrisk onへ。risk offで債権が買われギリシャ、スペイン問題から飛び火してイタリアに飛び火する可能性を、昨年夏に発表した国債購入計画、欧州安定メカニズム、国債購入者の優先者優遇待遇というドラギ総裁マジックで底を打ち(実際の施行は来年。日銀の量的緩和の開始時期もそこに合わせている)、そこからrisk onへ。実際のユーロは問題をかかえたままだが今年はrisk on。
スペインの20代失業率は6割に達するが、risk on。(ユーロの景況感指数は昨年の10月で底を打ち改善している)
アメリカは財政の崖問題を引きづりながらもrisk on。

スペイン、ポルトガルの国債も買われ、出遅れた日本もrisk on。
最も出遅れていた日本株が最も買われ、日本の個人投資家も参加を始めた。

この円安は世界的なrisk onの流れに乗っている。

兎にも角にもインフレに持っていかないと、たんす預金が貯まるだけでお金も回らないし雇用も生まれない。日本の製造業就業者数が著しく落ちて1000万人を割ったが、最高が平成4年の1400万人くらいだったので、モノづくりニッポンの神髄が落ちまくっている。

妻から聞いた話で、料理を作る際に20代の男の子たちに包丁を持たせたところ、基本が全くできていないという話を聞いた。モノづくりの基本がダメになっているらしく、育てる大人にもその余裕が無くなっている。
モノづくりができる国民は、イタリアと日本だけという話しを以前書いたが、手先の器用さは、ゲームばっかりしていると生まれてこない。もっと肉体的な感性が必要になる。作っては壊し作っては壊す中からいかに良いモノを作り上げたいかを考え続ける中で生まれてくる。
日本のFAXマシンは、次のバージョンアップに向けて3000回もの改良をかけ続け、結果的には優秀な別物ができあがる。これがジャパンクオリティの神髄。先日、ヨドバシカメラに洗濯機を見に行ったところ、なんと40種類を越える洗濯機が陳列されていて驚いた。どの商品も工夫を凝らしてコストパフォーマンスめいっぱいに製作されている。しかし、この努力に対して需要は追いついているのだろうか?答えは否である。メーカーは国内で激烈な競争を求められ供給に対して需要が追いつかない。このような需給ギャップが国内で30兆円と言われる。
デフレだから財布の紐をしめて購買を控える訳だ。そして銀行からお金を借りて投資に向ける事業家も少なくなり、まして円高だったので、たとえガラパゴスと言われても、ジャパンクオリティの価値ある製品を輸出できず、中国に作らせて国力はますます衰えるばかりだった。雇用が生まれない。金も回らないから閉塞するし、犯罪も増えるし、離婚も増える。

以前にも書いたが韓国との間では、6割の為替差があったので、1000円の商品が日本は1600円で販売しなければならず、競争以前の話。

円安株高でパナソニック、シャープともに少し黒字に転換したという。喜ばしいことだ。ともに創業者は偉大で叩き上げの人間。今の超円高時代は予測もできなかっただろう。昨秋まで日本の株だけ、なんと1980年代の半ばの水準。

自民党の2%インフレターゲットは、参院選に向けた政策の面もあり実際にゆるやかでも到達できるかどうかはこれから。日銀にしてみれば、すでに今までに対GDP比で考えるとmaxで金融緩和をおこなったのだから、ばら巻き時代の自民党が無駄な支出で財政を悪化させた張本人たちがいるでしょう、そしてコスト削減は行ったが経済成長を生まなかった小泉政権の責任もあるでしょう、と言いたいのかもしれない。

実のところ、円安の流れは、昨年8月にIMFが発表した4条協議に基づく日本経済の年次報告書で、円の実質為替相場が10%前後の過大評価との認識が示されドル円で言えば、ちょうど95円前後が目安となるため、ファンド筋が昨秋の安倍政権のメッセージングと同時に円を売り出した訳だ。

円安と同時にrisk onで株高が進行したので、安倍総理がこの年次報告書と世界的なトレンドに乗っかったのはラッキーであった。ここはリフレ派浜田宏一さんの「目処」ではなく「ターゲット」を始めて用いたメッセージングが功を奏している。しかし、歴史を知っている国民は、過去の自民党も知っている。
政党の政策実行が世界的な変動でうまくいかなかった場合、二大政党なら代わりがきくが、根付かなかったのは、本当に残念だ。
責任を取ろうにも代わりが無いから取れなくなってしまう。

円安に話しを戻すと、外為相場は、ファンド筋が買っているため、この7週でIMMファンド筋の円売りは現象しているにもかかわらず、日々上値を上げているのは、デイトレードや週でのスウィングトレードに徹したファンドが短期売買を繰り返しているため。そしてファンドのトレードは年次報告書を前提にしているはず。つまり最も落ちていたものの買い戻しであり、国債で言えばドラギマジックでスペイン、ポルトガルの国債が買われ利回りが低下しているのも同じ。
ドル円が110円までいくには政策金利差が必要となるだろう。それは2015年に予定されているアメリカの政策金利変更まで待たなくてはならない。

一年で、アメリカ大統領選が無い年は、季節柄4-5月、8-9月に円高になる。キプロス問題からユーロにまた亀裂が走らないことを祈るし、アメリカの財政の崖問題も乗りきって欲しいが、世界を牽引する新しい産業とクレイトン・クリステンセン言うところの破壊的イノベーションによる新陳代謝が生まれてこないと、水面下にマグマのように溜まっている債務危機の根本要因が取り除かれることは難しいだろう。よくアメリカは大丈夫だと言われるが、レーガン時代の2倍もの借金を抱えるため安泰どころではない。

安倍総理の本質は、祖父の岸信介まで遡らないと分からないと思う。安倍総理は一度腹をこわして降りた首相だが、岸信介にまでつながる何かを懐に秘めて登場した訳だ。岸信介とは一体何者だったのか?孫崎享氏の「戦後史の正体」を読む限り日本の自主独立派に入る。しかしそれ以上は調べていない。故後藤田正晴が、安倍晋三を褒めた議員に対して、君は岸信介の恐ろしさを知らない、と言ったからしいが(噂レベルかもしれない wikiより)、昭和の妖怪と異名されたのは何故か、憲法改正を悲願としていた、などなど。
小沢一郎をつぶせば日本をコントロールできると計画したアメリカと日本の追従勢力にどうタフネゴシエートし世界にどう対するのか、すべてこれからのこと。

ともあれ今年はグレートローテーションの年である。設備投資と準備ができる年だと思う。

マネーと魂

Written by takahiko on 2月 1st, 2013

為替相場の世界で一目均衡表というオシレーターがある。今までドル円が月足一目均衡表の転換線が常に基準線より下に位置していたが、ここにきて位置関係が逆転した。2008年以降始めてのこと。
ここが抜けなかったら抵抗になるところだった。

ただ、価格が上がっているけれども利益確定で逆行現象が出ているため、きっかけ次第で数円の下落はあるかもしれないが、トレンドは円安の超強気を継続している。

目出度いことだ。

相場にはブル(強気)かベア(弱気)しかないので、円安の期待感が押し上げている。株も上がるだろう。銀行株が軒並み上げている。持ち株の含み損が円安株高で解消され資産が改善されているせいだろう。

輸出関連の株が軒並み上げるだろう。日本の輸出は工作機械などが5割を占めているが、シェール革命で使われる工作機械など有望だろう。

日本の円安に対しての警戒感は、ドイツと韓国あたりが出しているが、韓国の場合、90年代後半で破綻した後、IMFの介入があり、高金利政策を取ったため海外依存がすさまじい。いわゆる高金利政策で資本を集める方法を採用したが、資本の引き上げがあった場合、すこぶる弱い。
日本の場合、国債も95%が国民の買いで海外依存は少なく、対外純資産も多い。ハイパーインフレ→デノミの線は、無いだろう。

これから原油に依存しないエネルギー、医療、教育、農業、徹底的にローカルでありながら同時にグローバルでもある社会コミュニティが強さを持って行くだろう。企業の現場でもローカルとグローバルが同時に存在するだろう。自国のことは自国でやり良いものは輸出したらいい。

ポール・クルーグマンは、人口減少が日本の先行きにマイナス要因をもたらすと警告したが、これは20代ですでにジェンダーが崩れるアメリカ人の人生観に立脚しており、日本には年を取れば取るほど精神的にも豊かになる日本ならではの文化がある。死に対する恐怖は、戦後、欧米文化へ傾斜していく中で関係の対象化から生じたものである。先日、葛飾北斎の画集を購入したが、北斎が90歳で描いた昇り龍は、まさに動いている龍を活き活きと描写し、北斎自身、100歳になったらもっと描けるし、もっと描きたいと周囲に話していたという。素晴らしい。そういう文化が日本にはある。

人間が生きていくとは本来どういうことなのか、その根本無くして経済も無い、そういう時代に入った。

金は魂と結びついて活きる。

日本がこれから世界にメッセージできる大切なことのひとつになるだろう。

円安とシェール革命

Written by takahiko on 1月 27th, 2013

ドル円は、85−90円、90−95円というように5円幅のレンジで動くため、90.20円の石破レンジを上抜けしたため、95円をめざしている。
これで124円から落ちてきた円高の大きなトレンドが終わり、リーマンショックのような金融危機でも無い限り一旦円高は終了した。
目出度いことである。株高も円高終了を前提にしている。
2012年初春に75円が破られなかったため、長期の円高は本当はそこで終了しているのだが、阿部政権がリフレ派の浜田宏一さんをブレーンに起用してタイミング良く円安期待の流れに乗せた訳だ。
それまで円安の流れは、日銀の円高容認インフレファイターの体質と官僚主義、そして民主党の仙谷由人の30兆にも上るデフレギャップ容認と安住素人大臣のため、止められていた。白川さんは速水元日銀総裁の右腕を務めた経歴からも分かるように、90年代後半、バブル崩壊後、金融緩和に向かわなければならなかった過渡期に逆の引き締めを行った速水元総裁の日銀体質を受け継いでいたと思われ、90年代後半の日銀政策は、明らかにミス政策であったことは歴史的にも明らかだった。
エルピーダメモリが破綻したのも円高のため。日銀の白川さんには、市井の生活というものが分かっていなかったようだ。
しかし本当の円安は110円を越したところにある。昔100円を切って大騒ぎしていたのに比べれば、まだ91円である。2015年までアメリカの政策金利が据え置かれるため、まだ限界がある。

この通貨戦争で日本だけが犠牲になっていた。よく言われるように通信簿で1なのに5が付いたようなもので、特にリーマンショック以降、中央銀行がバランスシートを拡大させていたのに対して、日銀の逆を取った政策、そして与謝野薫、藤井裕久両大臣の円高肯定ポリシーが、日本の常識は世界の非常識となり、仙谷、安住が拍車をかけた。小沢一郎だけが5%のインフレターゲットを説いていた。
野田元首相がデフレ時代に消費増税をかかげ財務省の代弁を国策としたことは、記憶に新しい。景気回復の前に具の骨頂ともいえる政策を掲げることは、前後が逆になっている。

変動相場制のもとでは、金融危機の際は、金融政策が始めにあり、有効な財政政策との両輪で回すこと。
円安が進めば、相対関係を前提とする変動相場制の下では、日本が不況を輸出することになるため、韓国などは過度な円安に対して抗議してくるだろう。(どこの国でも自国通は輸出を考えると安い方が良い。白川総裁が何故欧米の中央銀行から評判が良かったかも分かる。つまり欧米が日本を輸出の対象国として見れば円高のほうが良いのだ。)特に韓国との関係では、6割の為替差が存在していたため、サムソンなどの半導体企業などに対しては(90年代後半に東芝のリストラされた半導体技術者200人を引っこ抜いて基板を作ったのがサムソンである)、いくらコスト削減を行っても日本企業は限界があった。

安倍政権がバラまき型の大きな政府をめざす限り、国債の金利上昇がつきまとい日本国債の暴落の危機が存在するが、逆を言えば、シカゴ大学の故フリードマンが説いたように小さな政府でコントロールする方法が存在する。しかしシカゴ大学でフリードマンの記念館を建てる話が出たが、フリードマンの理論は、恐慌の存在を否定しないため、大学内から異議が出て、頓挫したはず。ケインズへの回帰もリーマン直後起こったことも記憶に新しい。
そういう意味では、どちらの政策も完全ではないが、現況の中でベストを考えざるを得ないのが今の時代になっている。

日本人は何故円高になり、なぜこれだけ不況が長引いているのか、その真実を知らされることもなかっただけに(日銀の政策に異議を唱えるマスコミは情報疎外される)耐え続けたが、限界を超えてしまった訳だ。
市井の生活者を忘れた日、官僚、追従したマスコミ、そして政治家たちの罪を大きい。

本来、政治は二大政党制が健全であると考えるが、維新含め自民党の補完勢力になり、その兆しは薄い。
これはリーマンショックのように突如状況が一変する場合、政策転換できない危なさが存在する。犠牲になるのは国民になる。

さて、円安が仮に110円までいったとしよう。そのとき、原油高が及ぼす影響が出る。2007年にガソリンのリッター価格が180円を突破したことも記憶に新しい。石油価格が高騰すると消費が落ち、恐慌への要因となることが明らかである。
しかし、昨年に入ってから石油に変わるシェールガス革命が進行している。シェール層の岩盤を破砕してガスや石油を取り出す技術で、1キロワットあたりのコストが、石油10円、風力20円、太陽光35円に対し、シェールガスは6円となっている。採掘には日本の技術が利用されている。アメリカの埋蔵量は200〜300年とされる。

オバマ大統領がグリーンニューディール政策を口にしなくなったのもこのシェール革命のためである。シェール革命でアメリカでは300万人の雇用が生まれるという。凄い数字だ。日本では対アメリカへの工作機械の輸出が増大している。輸出先の比率逆転があり中国からアメリカへシフトした。いずれにしても新しい産業が生まれ雇用が促進されないと、金融政策と財政政策の両輪は難しい。日本は公共事業への支出を決めているが、さすがに馬鹿なばら巻きはやらないだろうから、高度経済成長期の構築され今ではガタがきているインフラ整備などに予算が使われるだろう。

ロシアは最大の天然ガスの輸出国でEUへの輸出でウクライナに圧力をかけた資源優位の地政学的戦略は難しくなり、一番大きいのは中東OPECが売り手として唯一の価格調整がができた優位も崩れるため、アメリカの中東政策は消極関与となり、イスラエルとの関係も変化する。
日本独自の資源は、海洋沖に存在するメタンハイドレードになるか。
地震による地層の分断でCO2が吹き出す危険もあるメタンハイドレートは、採掘調査が活発に行われている。

今後、資源採掘技術がもたらす技術が、経済、政治に与える影響は計り知れない。すべてがリンクしている情報空間とスピードの中で、或る位相が変化を起こすと、全体の構造を激変させる時代で私たちは生きている。

謹賀新年

Written by takahiko on 1月 5th, 2013



岡潔さんの「春風夏雨」より

Written by takahiko on 12月 12th, 2012

忙しさの中で、染み入ってきた日本が誇る大数学者 岡潔さんの文章。どんなに忙しくても公園を散歩することにしよう。

人の情緒は固有のメロディーで、その中に流れと彩りと輝きがある。そのメロディーがいきいきしていると、生命の緑の芽も青々としている。そんな人には、何を見ても深い彩りや輝きの中に見えるだろう。ところがこの芽が色あせてきたり、枯れてしまったりする人がある。そんな人には枯野のようにしか見えないだろう。これが物質主義者と呼ばれている人たちである。生命の緑の芽の青々とした人なら、冬枯れの野に大根畑を見れば、あそこに生命があるとすぐにわかる。生命が生命を認識するのである。こうした人にはまた、真善美が実在することもわかる。しかし物質主義者には決してわからない。