プロテイン、必須アミノ酸、消化酵素で激変!

今週からプロテイン、必須アミノ酸、消化酵素を摂取している。毎日のポテンシャルがこんなに違うものかと驚いている。夫婦揃って飲み始めた。
一週間前に友人の女医さんからアドバイスをもらったのだった。

筋肉が落ちてくると気持ちも弱くなる。プロテインを摂って筋トレを始め必須アミノ酸9種類のうち8種類が含まれているAminoVitalをいっしょに飲む。消化酵素は吸収を良くさせるために飲んでいる。

午後になると眠気が襲ってきたのが、無くなった。朝からずっと仕事をしても大丈夫になった。これは凄い。よ〜し!今週は一気に筋トレもやろう!ということで、始めている。
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環境問題と適応型生存本能

地球温暖化の原因は、その95%が人為的原因とされている。残り5%は火山の噴火や自然の変異で起こっているということらしい。しかしながら日本の戦後からの長期データによると、夏で35度以上の真夏日は逆に少なくなってきており、冬日で寒い日が少なくなり冬の温暖化が進んでいることが解ってきている。(気象予報会社のHALEXによる)

この数日確かに暑かった。人間のホメオスタシスに悪影響を及ぼすのが42度以上となるためこの温度を越えると体も壊れる。インド、パキスタンで50度を記録した猛暑で数千人が死亡したが、この気温で人間が生活することはできない。
一方、NYの大寒波はこの数年当たり前になっているが偏西風の蛇行が熱帯地域で海温上昇に伴い海水が蒸発することによって偏西風の流れが変わることでNYの大寒波に繋がっている。
マイナス50度を記録した超大寒波だ。
インドでは熱波、NYでは大寒波、地球上で極端な気候変動が起こっている。
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宇宙の中で地球が生まれる確率は、10の15乗分の1

地球がもし金星に少しでも近ければ太陽のやけ尽くすような熱を帯びた惑星になっているし、火星に近ければ乾燥した惑星になっている。非常に狭いバンドで太陽の周りを回っているのだが、このバンド幅を10分の1とすると、現在の地球の状態が存在するには、その他確率要素を加味すると10の15乗分の1という確率でしか存在し得ないらしい。

銀河系は約1000億個の星で構成されるため、同じような銀河系が1万個ある中で、一つ生まれるかどうかの確率になる。宇宙のローカルでこの上なく恵まれた惑星の上で戦争と喧嘩にあけくれる人類は、宇宙の中でどう映っているのだろうか?自分たちの作った神で戦い、自分たちの作った金で豊かさを計り、自分たちの自分たちのと自分ばかりの事を考えている生き物は、大きな大きな全体の中で迷惑この上ない生き物として存在しているのだろう。人類が滅亡しても地球は残っている。

生物の多様性は、或る生物が多くなりすぎることも少なくなりすぎることも無く、この星で適応していく最適な環境とバランスを維持していた。江戸時代まで絶滅した生物は無かったらしい。

イギリスの産業革命時代に、森が煤煙にまみれ黒く変色していった。森で生存していた蛾は、白色だったが捕食から逃れるため黒色に変化したことが記録されている。突然変異が起こった。
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生物の多様性について

典型的な生物の多様性を考える上での例。

ライオンはシマウマを食べる。シマウマは草を食べる。
しかしライオンが絶滅すると、シマウマが増加し、草を食べ尽くす。やがて草を食べ尽くしたシマウマは、食べ物が無くなって絶滅に至る。

生物の多様性は、底辺に行けば行く程、小さく数の多い生物が存在しているが、その生物を食べて生きている動物は、より数が少ない。
数の上で、 ライオン < シマウマ < 草 というようにピラミッド構成が成立しているのが生物の多様性になる。

しかしながら、このピラミッドで現在頂点に立っているのが人間で、現在75億人、2050年には90億人に上る。

このアンバランスさが、生物の多様性をみるみるうちに破壊していっている。その結果何が起こるか?

イギリスの産業革命時代に、工場からから出る煤煙が森林を真っ黒にし、それまで生息していた白い蛾に突然変異が起こった。白い蛾は、鳥に捕食されないため色が白かったのだが、真っ黒な森林に適応するため体色を黒に変異させた。生物は環境適応するために突然変異する。

生物学では、強い生物が生き残るのではなく、環境適応した生物が生き残る。そして環境適応するためには、一人ではなく二人、三人で適応したほうが良く適応できる。このあたりは生物学の吉村仁さんが書かれているのだが、企業がマーケットの中で生き延びるためにも同じ事が言える。

2016.06.19 生物の多様性が環境を作るとするガイア理論も参考に

恋愛と科学のディスクールは同じである。江戸時代から読み解くと。

江戸時代の町人文化を調べる機会があって分かったこと。

江戸時代の後期まで男女の人口比率は、男2対女1だった。これは江戸になだれ込んでくる労働力が男中心であったことに依る。町人6割、武士4割が比率。

当然、結婚できない男が出てくる。吉原、深川という遊郭が生まれたのは必然で、大きな店でも遊びに行くのは当たり前。吉原は銀座のバーのような位置づけで現在の吉原とは違う。
この人口比率から男たちは女性にモテようと、あの手この手でアプローチを試みることになる。
だじゃれでウケを狙ったり歌を詠めるのはもちろんのこと、モテる要素が必要となった。成功して長屋に嫁いでもらった暁には大切にされ、子守から家事まで男がまかなうことが多かった。
江戸の家賃は安い。町人が2−3日働けば家賃が稼げる。物価も安い。しかしながら火事が多い。火事が起こっても持ち物は布団と着物くらいだからすぐに逃げ出せて、つぎの長屋では数ヶ月家賃無料というケースも多かったらしい。
火事で仕事が多くなるため、逆に好まれていたというのが本当のところ。

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ドキュメントスキャナーSV600は指サックが良い

母の資料整理でドキュメントスキャナーのSV600を購入。
これが非常にスグレモノで、ノートを断裁せずにPDFにできる。

枚数が多いときは、ページが多いと指が疲れてくるので、指サック(100円ショップで売っている)をはめて
ページ自動めくり機能を使うと便利。

別途購入したガラス板は、重すぎて使わないようになってしまった。

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認知症での薬管理

久しぶりのブログとなってしまった。
申し訳ないです。

昨年母が逝去し、今日のBLOGは介護の方法論として参考になればと思う。

軽い認知症で近所の総合病院に通っていた。住んでいたのは近所のワンルームマンション。
7年前から週に1度は食事をした。曜日を決めることが大切だった。

薬の管理について以下で参考になればと思う。

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ヒッグス教授、アングレール教授にノーベル物理学賞

半年でのスピード審査受賞。物理学が新しい前提を獲得した画期的な受賞。
それにしてもこの検出器施設は凄い。

ヒッグス粒子の実在を証明した検出器の内部。CERNの写真。

以下は、宇宙関連の素晴らしい映像を。ハッブル望遠鏡で撮影された大宇宙。NASAの写真です。

1年前に書いた5次元、余剰次元についての著作を読んで、のBLOGはこちら

シリアの状況について考える

FRBが緩和縮小に向かう宣言を出した6月、株は一気に下げ、為替は大荒れ、あまりの影響の大きさに再度、ハト派の傾向を盛り込み、のらりくらいの数ヶ月。
いずれ、緩和縮小に向かわざるを得ないため、それがいつなのか、どれだけの下げが来るのか、焦点を合わせようにも合わせられない数ヶ月。
EUはドイツ以外は強くないのと、フランスの格下げ話から分かるように、フランスの経済状況は決して良くないところで、シリアの話が出てきた。それにイギリスが乗った。
8月末の段階でイギリスは議会が通らず、アメリカも議会承認を得てからという手続きを踏むことになったが、オバマはブッシュの二の舞をするほど、馬鹿ではないだろうが、いかにだまくらかして兵器産業に金を回すか苦心惨憺しているのが透けて見える。
シリアの反政府軍は傭兵の集まりで、シリアの市民ではない。シーア派とスンニ派の対立から生じた中東の軋轢を外部が利用しているのだろう。シリア国民は誰もこんな内戦を望んでいないだろうし、シリアを舞台に戦争を引き起こすことで金儲けができる勢力にとって、今回はまたとないチャンスと見えたのだろう。アメリカ国民でもシリア参戦支持は、9%だという。
アメリカは世界的な戦争に持って行き、これまた日本からは、がっぽり戦争協力費を吸い上げる計画だろう。しかし、この金は、日本国民の税金から拠出されるという事実。
日本はアベノミクスで景気浮遊感が出ているが、世界はどちらかというと薄氷の上を歩く資本主義経済の状況であり、リーマン以降、緩和緩和のジャブジャブマネーで席巻せざるをえなかった有史以来初めての状況に対して、アメリカの緩和縮小=出口戦略がアンチとして飛び出したもんだから、新興国を中心にマネーの引き上げが予測され、次の時代での成長エンジン無き成長を演出せざるをえなかったので、青息吐息の株であり、経済であり、戦争で金もうけを、と軍需産業からの突き上げが背景にもあるのだろう。
世界中、誰がこんなことを望んでいるのか?
金は人間が作り出したものだが、金が人間を支配するようになったのはいつからか?
地球に人間が必要となっていない、そういう状況が来てはならないことくらい誰にも分かる。
田中宇ニュースで読んだ記事が参考になったので、以下で転載。
「無実のシリアを空爆する」
2013年8月28日   田中 宇
米国が英仏の賛同を得て、早ければ8月29日にシリアを空爆するという。首都ダマスカスの近郊で、8月21日に化学兵器によって市民が攻撃され多数の死者が出たとされる件について、米政府は「シリア政府軍の仕業に違いない」と断定し、国際的に違法な化学兵器の使用に対して制裁する目的で、シリア沖の地中海にいる米軍艦や、英軍の潜水艦から、トマホークなどのミサイルを発射して、シリア軍の基地などを破壊する予定と報じられている。攻撃対象が多くなる場合、B2ステルスなど、ミサイルより多くの爆弾を落とせる戦闘機を使う予定だという。 (Strike on Syria `As Early as Thursday’)
攻撃の時期については、9月1日以降との説もある。時期の早晩があるかもしれないが、米政府の高官がマスコミに攻撃を明言しており、言葉だけでなく、いずれ攻撃が行われる可能性が高い。攻撃は2日間行われる予定だ。世論調査では、米国民の9%しか、シリアに対する軍事攻撃を支持していない。 (Obama reportedly considering two-day strike on Syria)

水資源をめぐる中国の対日侵略

ロシア政治経済ジャーナルを発行する北野幸伯さんからメルマガが届いたので紹介します。あの「プーチン」の著者である。

水資源をめぐる中国の対日侵略。後で転載するが、ここまで日本はやられているのかという驚愕のレポート。

先ず、水資源が枯渇した文明は滅びるという前提。
これは過去のいずれの文明にもあてはまること。

北京の大気汚染が200メートル先の視界を不良にしていることはニュースでも知られていることで、ガスマスクをして自転車に乗る市民の写真などが日経のwebサイトなどでも掲載されている。日本に及ぶ大気汚染は酸性雨を降らせ農業を直撃する。
そして、水資源の枯渇も深刻な状態。共産党だけが知っていて隠しているらしい。
工場の操業には工業用水が必須だが、地下水のくみ上げで枯渇している。
上海も同様で飲料水は二回フィルターを通しても飲めなくなっている。
大連に行った友人が、現地の寿司屋で食べたところ、包丁を飲料水で洗っていたため、ホテルに戻ってから七転八倒の苦しみとなり、仕事も全部キャンセル。それくらいひどい。

自然資源が限界にまで枯渇している。
以前、世界銀行のレポートで2015年には中国で環境難民が1500万人出ることを紹介したが、現実となっている。
中国はベトナムの上流で水をくみ上げるため、ベトナムが水不足に陥っている。これまた友人が紹介してくれた記事で、尖閣と同じやり方で、ベトナムとの国境ギリギリまで地下トンネルを掘って地下水をくみ上げるやりかたで水資源を確保しようとしている。

都市部での工業用水の不足から、工場を内陸部に移す動きが始まっているらしい。しかし、上海は、世界最大の三峡ダムが揚子江の上流にあるため、海運での移動ができなくなっている。三峡ダムは中国の電力需要のうち1割を供給しているが、自然現象の激変のため、毎年、干ばつと洪水で不安定な状態。

中国共産党は、全国民を救えるとは考えていないのだろう。大混乱に陥るとどうなるのか?日本に大量に押し寄せる中国人。その可能性は充分にある。

日本は硬水と軟水(飲料水)が豊富だが、国土の7割を占める森林が急勾配であるため、地下水のくみ上げには限界が出る。最近では、NHKのニュースで見たのだが、地中に穴あきパイプを埋めることで地下水にためるツールも利用されているらしいがまだ十分ではない。

海外では水をめぐって戦争にまで発展するケースは珍しくない。
そして今、ロシアが畏れているのが、中国が世界最大の淡水湖であるバイカル湖を狙っていること。

中華思想に国境は無いから恐るべし。個人としては善人もいるが、共産党が行っている戦略には注意が必要だ。生存をかけた戦略が稼働している。中国の投資リターンは8%設定なので、経済成長で8%を下回ることができず、数字の改鼠は当たり前。出てくる数字も信用できなくなっているため注意が必要だろう。
中国人は早く金を貯めてオーストラリアにでも移住したい、都市部の市民がそう希望している事実は知っておいた方が良いだろう。オーストラリアは中国への資源最大輸出国である。

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ロシア政治経済ジャーナル 特別号外 北野 幸伯

今回はなんと、

【中国の、日本侵略計画の全貌と、その進展具合】

がテーマだったのです。

・なぜ中国は、全国で日本の森林を買いあさっているのか?

・そのあきれるほどの規模は?

・なぜ中国は、新潟に東京ドーム3個分の「領事館用土地」を取得
したのか?

・退役軍人を続々と日本に送り込むその意図は?

などなど。

もうこれだけでも、私の心はズタズタですが・・・。

最後に、これがとどめをさしました。

<「2011年9月15日付けで『中華民族琉球特別自治区委員会』
が成立した」という広告が掲載された。

これは沖縄は日本の一部ではなく「琉球」という別の国であり、
しかもチベットやモンゴルと同様、「特別自治区」として中国に属す、
という宣伝工作なのである。>

嗚呼。

中国はやはり、尖閣ばかりでなく、沖縄も狙っている・・・。

ていうか、そもそも「沖縄は、中国固有の領土で、わが国の特別自
治区だ!」と考えている。

すごすぎです。

わかります。

皆さん、日曜日に気分悪くなりたくないですよね?

でも、この内容は絶対知っておいたほうがいいです。

「私には関係ないわ!さ、ショッピングにまいりましょう!」

なんて余裕かましていても、彼らの魔の手は、あなたの近くまで
迫っています。

きっとあなたとお子さんたちの生活まで、脅かすようになってくる
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■1.中国企業が買い漁る日本の山林

中国企業による日本国土の買い漁りが進んでいる。たとえば平成22(2010)年7月、北海道伊達市と壮瞥町の境界に広がる700ヘクタール(東京ドーム150個分)以上の森林を所有・運営していた日本のゴルフ場企業が経営に行き詰まり、中国人実業家の企業に買収された。

これでこの土地は実質的に中国企業のものとなったが、国土法によって所有者を届け出る必要があるのは、「新たな所有者が土地を取得したとき」のみである。この森林の場合は、買収されても所有企業の名前が変わらなかったので届け出の必要がなかった。

林野庁からの指示で北海道が調査した結果、平成20(2008)年までの3年間に取引された30ヘクタール以上の森林などの不動産は7万ヘクタール。取引を行った企業139社のうち、上記のように中国企業が偽装して山林を買い取っている例がどれだけあるのか、その資本関係まではつかみきれないが、正真正銘の中国企業が一社見つかった。

北海道倶治安町の57ヘクタールの山林の所有者は父親から遺産相続した山林の売買を不動産屋に依頼していたら、いつのまにか香港の企業に売られてしまったという。そのうちの32ヘクタールが水源機能を持つ保安林だった。同じく北海道ニセコ町では町内にある5つの水源のうち二つが外国資本の敷地内にあった。[2]

北海道ばかりではない。鹿児島県奄美大島一帯の山林の買収を進めている海運会社グループは、もともと日本人の同族経営だったのが、中国人役員が経営に参画し、その後、事業拡大が図られている。

三重県の大台町は、1000メートル級の山並みが続き、伊勢神宮を流れる宮川の源流として名高いが、この「水の聖地」も平成20(2008)年1月に中国企業に買い取られた。一人の中国人が町役場に来て、250ヘクタールの山林を登記していった。しかし、実際に買い取ったのは1000ヘクタールを超えるとも言われている。

■2.中国の危機的な水資源

中国企業と言っても、日本や欧米のような私企業を想像してはいけない。国や地方政府、軍が直接、経営している企業もあれば、個人経営でも、背後に政府や軍がバックアップしている企業もある。中国企業が海外で活動している場合、その背後には中国共産党がいると考えた方がよい。

中国共産党はなぜ日本の山林を買収するのか。日本の国会にあたる全国人民代表大会のメンバーがこう語ったと伝えられている。

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北京の水資源は危機であるが、この事実を国家指導者だけが知っていて北京市民には知らされていない。長江は世界一長い下水道と呼ばれ、地下水は90パーセントが汚染されている。北京に住む外国人も市民も逃げ出せば、全国の13億人は大混乱に陥る。[1,p139]
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10年以上連続で旱魃に(かんばつ)に見舞われている北京市では、1960年代から建設された80カ所以上のダムにもほとんど水がない。また全国の主要都市660カ所の中で、400カ所以上の都市で水不足となっている。

工場用地や住宅用地を作るための無計画な自然破壊で北京からわずか70キロまで砂漠が近づいている。我が国を襲う黄砂もこれが原因だ。[a]

■3.日本の水資源を狙う中国共産党

この問題に対処する手っ取り早い方法は、日本の山林を買収して、その水資源を確保することだ。

もっとも中国共産党は10数億の人民全体を救おうなどとは考えない。なにしろ1パーセントの特権階級が全中国の41.4パーセントの富を手中に収め(世界銀行の報告)、国民の賃金収入の総額は、GDP(国民総所得)の8パーセントと世界最低の国なのである。中国人民は、中国共産党の搾取の対象であっても、守るべき存在ではない。

おそらく、党や政府、軍の幹部たち特権階級が、自分たちの飲み水を確保し、さらには安全でおいしい日本の水を高く売って儲けようとしているのだろう。

我が国としては、美しい森林が乱開発されるだけではない。一朝事ある時に、上流で毒物でも流されたら、下流の都市部では大変なことになる、という安全保障上のリスクも伴う。

オーストラリア、カナダ、ロシアなどでは、外国人が森林・水源などの不動産を買うことを規制する法律を制定している。これは中国人による資源買い漁りを防ぐためだ。我が国でも森林法の改正など一部の動きはあるが、早急に法律の整備を進めるべきだ。

■4.東京ドーム3個分の「領事館」用土地取得

山林だけでなく、都市部の土地買い漁りも進んでいる。たとえば中国政府は領事館建設という名目で、新潟駅から徒歩8分の中心部に1万5千平米もの土地取得を進めてきた。ちょうど平成22(2010)年の尖閣諸島沖での中国船衝突事件の後、地元住民の強い反対運動があって、同年11月には売却が凍結された。

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岡潔さんの「春風夏雨」より

忙しさの中で、染み入ってきた日本が誇る大数学者 岡潔さんの文章。どんなに忙しくても公園を散歩することにしよう。

人の情緒は固有のメロディーで、その中に流れと彩りと輝きがある。そのメロディーがいきいきしていると、生命の緑の芽も青々としている。そんな人には、何を見ても深い彩りや輝きの中に見えるだろう。ところがこの芽が色あせてきたり、枯れてしまったりする人がある。そんな人には枯野のようにしか見えないだろう。これが物質主義者と呼ばれている人たちである。生命の緑の芽の青々とした人なら、冬枯れの野に大根畑を見れば、あそこに生命があるとすぐにわかる。生命が生命を認識するのである。こうした人にはまた、真善美が実在することもわかる。しかし物質主義者には決してわからない。

インド デリー、アグラにて

NPO高麗のインド デリーで開催された高句麗伝説にツアーで参加した。インドのコーディネイトは、シンさんという方が行いヒマラヤで野生児のように育ってしまった子供たちを引き取り育ててらっしゃる方だった。
高麗恵子さんの詩といだきしんさんの即興演奏で拡がる生命の空間。歴史の巻物のように絡み取られながらも存在の奥に残る生命の光がコンサートとともに喜び、笑顔いっぱいに空間に拡がる。子供たちは7歳から12−3歳くらい。その場、その時のすべてを引き受け即興演奏される音のひとつひとつは生命の宇宙の根源から始まって周りと融け合い照らし出す。コンサートは大成功に終わりインドではまた開催されることになる。
子供たちが10年20年経っても、ずっと関係は続いているだろう。
そのとき、子供たちの裡にインドの未来、地球の未来を自分のことのように考え生きていく力が宿っていることを祈っている。これからいろんな仲間と出会うだろう。辛いことも楽しいこともあるだろう。辛さを乗り越える力と知恵、そして愛が宿っていることを願う。

翌日、12/3デリーからアグラに向かう。バスで3時間ほどの旅だが、途中で見た小さな町では川が黒く汚れゴミが山積みとなり、野良牛がゴミをあさっている姿を目にする。
インドでは生水が飲めない。現地の人も同じで、家庭用浄水器は必須となっている。真っ黒な川からゴミをすくい上げる小さなクレーン車。日本のように治水とゴミ処理のシステムが無い。そんな町の汚れとともに人が生きている。日本の浄水とゴミ処理のシステムを輸出できないものかと思案する。水のことを研究している友人に話してみよう。経済成長と共にインフラが解決しないと。まだまだ貧困の中にあることが分かる。

インドの貧困は様々な社会問題に現れている。その一つに子供が犠牲になっていることが挙げるられるだろう。

十年前にインドに行ったというツアーコンダクターの方から、インドは変わったと聞く。都市部の小学生や中学生は皆笑顔で優しさに満ちている。会えば手を振ってくる。インフラは整っていないが人々にエネルギーを感じる。日本と相性がいいことを実感する。

この一年、インドは経済成長が減速したとされるが、人々の笑顔とそこに宿るエネルギーを感じていると、ポテンシャルの高さが、いずれこの国を大きく押し上げる事が分かる。

タージ・マハールを訪れる。美しい。大理石で建築された霊廟で、イスラムの建築である。インドの82%はヒンズー教だが、ムガール帝国との入れ替わりによってヒンズー、イスラムが混在している。インドには更に、仏教徒、ユダヤ教徒もいて多宗教の混在状況だが、考え方によれば、それらいくつもの宗教を受け入れながらも今に至っているのは、元の器に愛があったからだろう。

男女仲睦まじい姿を多く見かけた。素晴らしい。

インドにはまた行くことにしている。
このきっかけを創られたNPO高麗のいだきしんさんと高麗恵子さんに感謝。

中東紛争の整理 11/18

私の理解では、
中東の緊張が高まったのは、2006年か7年にイランが開発した長距離ミサイルが、イスラエルまでの距離をカバーし、マフムード・アフマディーネジャード大統領はイスラエルを国として認めていない。欧米の判断は、それが本当かどうか確認することから始まり、どうやら本当だということになった。(当時の佐藤優氏のラジオ解説より)

中東の火種は、欧米が作ったものである。
1915年のフサイン=マクマホン協定、1916年にイギリスとフランスの間で締結された「サイクスピコ協定(秘密条約)」と1917年のバルフォア宣言に遡る。フサイン=マクマホン協定、サイクスピコ協定は、アラブ人の居住地の独立支持を約束し、具体的な線引きをサイクスピコ条約で決めた。ここにロシアも絡むがひとまず置いておく。
それに対して、バルフォア宣言は、ヨーロッパ全体のユダヤ人を代表とするライオネル・ロスチャイルド伯爵(イギリス)に対して認めたもの。その後、ロシア革命でイギリスの結んだ協定が露呈することになり、このイギリスの三枚下外交が暴露されアラブ側の反抗を買う。細かな解釈はあるが、概ね間違いは無いはず。

インドの左右に何故パキスタンがあるのか?欧米がユーラシア大陸に地理上の火種を残すことで、将来的な利益確保を優位にすることは、よく知られている。

別の観点から書けば、ユダヤ人には、アシュケナジーとスファラディーの2種類がおり、古のユダヤ人はスファラディーでセム族のため皮膚も黄色で白人系ではなく、パレスチナでも共存していたらしい。1915年から1917年にかけて結ばれた協定で、ここに火種ができ、イスラエルが建国されたことで火事が起こった。

このアシュケナジー系ユダヤ人の話はルーツは、カザール帝国(ハザールとも言う)に遡ることができ、当時、キリスト教とイスラム教の双方から攻め込まれ改宗を求められ苦肉の末ユダヤ教を選択し、その後、帝国が解体し離散したのが、アシュケナジーのルーツであるとする。(アーサー・ケストラー「『ユダヤ人とは誰か―第13支族、カザール王国の謎』」より)これは有名な話なので、ご存じの方も多いだろう。

しかし、元はと言えば、ユダヤ教もイスラム教もキリスト教もルーツはアブラハムの宗教として同じである。

頭と体は分離できない

夜、妻と公園を散歩する。歩きながら話すと話がはずむ。

事務所に高さ110cmの仕事用テーブルを昔設置したのだが、長らく使っていなかった。明日使ってみよう。
このテーブルは昔、埼玉のキヤノン販売が立って会議を行うと非常に効率が上がったというので真似てみた。

頭と体は本来分離できない。体がなまると気持ちもダレるし頭が働かないのは当然のこと、筋肉が衰えると外部からの衝撃に弱くなる。

12月にインドに行くので妻とインドと日本の関係を話す。
直感だが螺旋が関係している。
縄文土器は渦が巻いている。
文化のルーツともいえるインドと東のはての日本が通底している。