世界で何が起こっているのだろう

Written by admin on 11月 4th, 2011

ギリシャ債務危機からドルが買われ、なんだ、結局、危機の際はドル買いかと。
つまらない。
今、何が動いているんだろう。

ブレトンウッズの維持に向けたアメリカのなりふり構わない戦略。
アメリカは世界最大の債務国なので、基軸通貨のドルが崩壊すると国家の崩壊となる。
石油で作り上げた20世紀の体制は、石油&ドルの歴史。

8月、中国がアメリカ国債を売り払い、無国籍通貨の金を買ったときに、アメリカの9月以降の戦略が決まったのだろう。

リーマン以降のQE1,QE2に引き続き、来春QE3も示唆されている。

紙幣をじゃぶじゃぶ刷らないと、回避できない。世界的なインフレ。そしてスタグフレーションの可能性。

2013年半ばまでアメリカは金利の引き上げをしないという表明。
買われる円。
75円に仕掛けられたノックイン債が、大量に存在し、切った場合、72円までが視野に入ってしまう。

日銀の介入で80円弱まで戻すものの、協調介入ではないため、ずりずりと下げている。8兆円という最大規模の介入だったのだが。
円高で、任天堂は1000億の赤字。

世界の覇権がユーラシア大陸に移動するにつれて、アジア系通貨が高い。日銀の介入が賛同されていないのも、元高、ウォン高が公認されているから。日本一国が円安にもっていこうとしても、アメリカは認めません、というメッセージ。

そして世界各国、政治が機能しなくなってきている。
日本然り。これは更に加速するだろう。しかし、この加速とは逆に国家による管理が更に進む。避けたい事態だ。

トルコ、インド、NY、地震が続くのは、90年代の半ばに地球が地殻変動期に入ったから。太陽の黒点活動が落ちている。NHKの特番でも放送されたが、11年周期だった黒点活動が、戻らない。あと1-2年でその答えが出る。

そんな何でもありの世界と地球状況で、2012年まであと二ヶ月となった。

東北、日本の復興が世界の手本になればと思う。

魂をこめて仕事をする、これが最近大切にしていること。

アメリカ国債の格下げと円高

Written by admin on 8月 23rd, 2011

リーマン以降のQE、QE2でドルを刷りまくってバブった分、株が下げている。実体経済が良くないのに、金融緩和政策で作り出されたバブルが、調整を迎えている局面なんだろう。

そんなに甘くないか。。。

だとしたら、ブレトンウッズ体制そのものが成り行かなくなっていると見るのか。

スイスフランはユーロとのペッグ、そしてゼロ金利政策に。取り残された日本。爆上げする金ゴールド。通貨に対しての信頼が揺らいでいる。

80円台まで戻したら、その後のきつい円高が来年2月に予測される。

4割の会社が国内での工場操業が、この円高では厳しいと言う。
国内に工場を移転できる円安の目安は、110円。
はるか彼方だ。

円高から円安に移るには、人為的な決定が必要になる。

ゼロ金利政策を取りやめた日銀のメンツか。
90年代後半に日銀速水総裁のミス、つまり、金融緩和をしなければならないときに、インフレを恐れて逆の引き締めをやってしまった結果、デフレ脱却の道が遠のいたというクルーグマンの指摘。

明治の初年、1ドル=1円だった。
そこから360円まで行き、76円までの円高。
歴史は金本位制からニクソンショック、変動相場制へと。

どうも50-60年周期のコンドラチェフの周期と合っている。
とすれば、2012年、日銀総裁の任期が切れるのに併せて
日本の政策が出ざるを得ないか。

通貨バスケットに移行したとしても、資源が無い日本。

いずれにしても、この円高では国内スカスカ状態。
震災で弱った国力、迷走する政治状況に
つけ込まれている日本。

そして先進諸国の政治は、どこもかしこもうまく機能していない。
中国も韓国も、アメリカもEUも然り。

いずれにせよ、全部がきている。

児玉龍彦教授「放射線の健康への影響について」

Written by admin on 8月 7th, 2011

以下、ライターの守田さんが、児玉龍彦教授の「放射線の健康への影響について」発言を文章に起こしてらっしゃいましたので、転載します。youtubeでその真剣さが伝わります。特に子供への影響についてコメントしてらっしゃるので、お読みください。

http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011/e/8f7f0d5f9d925ebfe7c57aa544efd862

衆議院厚生労働委員会 「放射線の健康への影響について」
児玉龍彦教授発言 7月27日
http://www.youtube.com/watch?v=eubj2tmb86M

私は東京大学アイソトープ総合センター長の児玉です。
3月15日に、大変に驚愕しました。私ども東京大学には27箇所の
アイソトープセンターがあり、放射線の防護とその除染などの責任
を負っております。

私自身は内科の医者でして、東大病院の放射線の除染などに数十
年関わっております。まず3月15日の午前9時ごろ、東海村で5マイ
クロシーベルトという線量を経験(観測)しまして、それを文科省
に第10条通報ということで直ちに通報いたしました。

その後東京で0.5マイクロシーベルトを超える線量を検出しま
した。これは一過性に下がりまして、そのあと3月21日に東京で雨
が降り0.2マイクロシーベルト等の線量が降下し、これが今日ま
での高い線量の原因になっていると思っております。このときに
枝野官房長官が、さしあたり健康にあまり問題がないということを
おっしゃいましたが、私はじっさいにこのときにこれは大変なこと
になると思いました。なぜなら現行の放射線の障害防止法というの
は、高い線量の放射線が少しあることを前提にしています。このと
きは総量はあまり問題ではなくて、個々の濃度が問題になります。

ところが今回の福島原発の事故というのは、100キロ圏で5マイクロ
シーベルト、200キロ圏で0.5マイクロシーベルト、さらにそれを越
えて、足柄から静岡のお茶にまで汚染が及んでいることは、今日、
すべてのみなさんがご存じの通りであります。

われわれが放射線障害をみるときには総量を見ます。それでは政府
と東京電力はいったい今回の福島原発事故の総量がどれぐらいであ
るかはっきりとした報告はまったくしていません。

そこで私どもはアイソトープセンターの知識をもとに計算してみま
すと、まず熱量からの計算では広島原爆の29.6個分に相当するもの
が露出しております。ウラン換算では20個分のものが漏出していま
す。

さらにおそるべきことにはこれまでの知見で、原爆による放射能の
残存量と、原発から放出されたものの残存量は1年経って、原爆が
1000分の1程度に低下するのに対して、原発からの放射線汚染物は
10分の1程度にしかならない。

つまり今回の福島原発の問題はチェルノブイリ事故と同様、原爆数
十個分に相当する量と、原爆汚染よりもずっと大量の残存物を放出
したということが、まず考える前提になります。

そうしますと、われわれはシステム生物学というシステム論的にも
のをみるやり方でやっているのですが、総量が少ない場合には、あ
る人にかかる濃度だけを見ればいいです。しかしながら総量が非常
に膨大にありますと、これは粒子の問題です。

粒子の拡散というのは、非線形という科学になりまして、われわれ
の流体力学の計算ではもっとも難しいことになりますが、核燃料と
いうものは、砂粒のようなものが、合成樹脂のようなものの中に埋
め込まれております。

これがメルトダウンして放出されるとなると、細かい粒子がたくさ
ん放出されるようになります。そうしたものが出てまいりますと、
どういうことがおこるかというのが今回の稲藁の問題です。例えば
岩手の藤原町(注)では、稲藁5万7千ベクレルパーキログラム、
宮城県の大崎1万7千ベクレルパーキログラム、南相馬市10万6千パー
キログラム、白河市9万7千パーキログラム、岩手6万4千パーキロ
グラムということで、この数値はけして同心円上にはいかない。
どこでどう落ちているかということは、その時の天候、また例えば
その物質が水を吸い上げたかどうか、にかかります。

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徒然に

Written by admin on 8月 6th, 2011

ドナルド・キーンさんが日本文学の研究を始めたきっかけは、第二次世界大戦時に残された日米それぞれの兵士たちの日記を翻訳したことに始まる。アメリカの場合は事実の記述やメッセージが多いのだが、日本の兵士たちは日記に自分たちの内面の吐露が見られた。
キーンさんはそこに日本の秘密があると直感し研究を始めた。

万葉から源氏物語へと至る日本文学を研究したのも、そこに流れる昔から脈々と続く言霊と、源氏にいたっては外来の仏教が流行する平安の時代風潮の中にあって必死になって抵抗し、かな文学によって日本語の神髄を残そうとした精神を見ているはずだ。

もともと日本語は緊張の上に生まれている。一神教のように神のもとで、あなたと私を関係づけるものはなく、英語のyouにあたる呼び方も、あなた、あんた、君、お前、もうありとあらゆる呼び方を使いこなしている。もともとが緊張に満ちている。だから相手との関係をよくするために生み出された多様な呼び方や語彙が豊かな言語になっている。
鈴虫の泣き声を右脳で聴くか左脳で聴くかという欧米人と日本人の脳構造の違いは有名な話だが、環境の言葉として左脳で処理しているそんなところにも通じている話だろう。

キーンさんが日本に帰化するという。キーンさんの周りでは誰も驚かず当たり前のように受け止められてらしい。80歳を過ぎてられ最後の人生を日本のために使ってくださる

日本が震災に直面しているのは先進諸国のなかで初めての事ばかり。
初めて生まれた難民、過疎化している中で行う町づくり、復興ではなく再生、中央からひどい扱いを受けてきた東北の歴史。

日本の再生・復興がどうなるのか見守り続けてくれている海外の日本ファンの方々がいる。お礼を申しあげると共に、集まった義捐金がどう使われどう復興しているのか、海外に対してお知らせしていくことも必要となる。

戦後の日本人は、自分たちの内面を表現することをしなくなってしまったと思う。
さかのぼれば明治以降から始まった傾向だろう。
戦後日本が進んできた外側の基準を優先する国づくり、つまり、いい大学、つぶれない企業、こういう外側のフレームが優先されてきたわけだが、今や球の内側と外側がひっくり返って逆になるくらいのことが起こっている。

その深い深い答えを模索するためには、今まで通りの意識ではわからない人間の存在に対しての理解と共感を取り戻すために、人間をベースにした考え方が何にもまして優先される。

人間は捨てたもんじゃない。
この前提に立つと人の力は合わさって、1足す1は3にも5にもなる。
そんな時代に私たちは生きている。

アメリカの債務危機

Written by admin on 7月 31st, 2011

8月2日がアメリカの債務引き上げ期限となっている。
金融マーケットは緊張が続いている。
ドル円は76円88銭まで円高となっている。
ドル危機が円・スイスフラン・金に流れている。
ドル円については、ミセスワタナベ(日本の個人投資家はこう呼ばれる)を中心に
円売りドル買いのポジションを持っている。
現在の円売りドル買いのポジションが10兆円まで積み上がっているという。
3月の日銀介入予算が8000億円だから
いかに積み上がっているかが分かる。
このロングポジションがロスカットされると。。。
72円くらいまで円高になる可能性がある。

8月2日を乗り切ったとしても、15日くらいまでは、この調整続く。

世界各国で共通して起こっていることのひとつは
政治が今までのように機能していないということ。

アメリカ然り、中国、韓国も然り。
複雑系で言うバタフライ理論がネットを通して波及する。
しかしこれは表層的なこと。
深層で起こっていることがある。

逆転の発想による東北再生

Written by admin on 7月 31st, 2011

北上川は命育む川だと感じている。
これほどまでに豊かな土地を私は熊野以外に知らない。

逆転の発想をするならば、次の理由で東北は希望の土地になる。

今後、地球温暖化にともなって、東北と北海道が米作りにもっとも適した地域になる。
世界的な食料の高騰が予測される。人工増加に対して供給できる量のバランスが崩れていくため。exエジプトでは8ヶ月の間に40%値上がりした。
貧しい人たちが食料にありつけない時代がくると予測される。日本の食料自給率は35%ほどか。非常に低い。
高齢化の問題は就業者の流入と機械化で解決できる。
東北の一次産業が希望の産業となる。
次に代替エネルギーの拠点にもなる。送電と発電が分離され、ベンチャーの参入が可能となったとき可能となる。
地震を起こしたプレートの裂け目は、一年を経過後、安全性が高まる。逆に東海は5%地震の発生確率が上がった。
*11/12付 独立行政法人防災科学研究所 太平洋沖海溝型地震の長期発生予測として、今後30年以内に地震が起こる長期予測が掲載されていた。
P13 三陸沖南部M7.7が80-90% M7.5が99%

東京に一極集中するリスクがどれほど高いか。
グローバル経済は、自己増殖し巨大化する都市を生み出すが、反面、巨大なリスクを抱える。
リスク分散と共存をどうつくるか。

今回の震災で分かってきていること。

失敗すれば、大増税が待っている。

花巻にて

Written by admin on 7月 30th, 2011

岩手の花巻に来た。
宮沢賢治ゆかりの土地である。釜石への出発まで少し時間があったので、宮沢賢治記念館を訪ねた。
高台の上にあり森に囲まれている。明るい澄んだ空気に充ちた森で、いつまでの居たいと思う。私は宮沢賢治の顔が大好きで、あの純朴で柔和な表情に心安らぐ。
始めて肉筆を見て納得する。一つ一つがしっかりとした丸みを帯びた筆跡だ。あの有名な雨ニモマケズの詩は、小振りの手帳に書かれており、まるでいつでもポケットに入れて持ち歩いていたような可愛らしい手帳に、大きなカタカナであの詩が綴られている。
記念館を出てもう一度森の空気を体いっぱいに吸い込む。
釜石には2時間ほどかかった。2両編成で昔ながらの電車。高校生が通学で乗り込んでくる。当たり前だが、東京の高校生とは全く違う。オシャレっ気もなく、土地の優しさになじんでいる。これまた心安らぐ。
釜石に着き両石という漁港の状況を見る。途中にある商店街もほぼ壊滅状態。リアス式海岸だったので、津波が増幅し崩壊させた。
釜石駅前の新日鐵工場は操業を再開している。弁当を買いに入ったスーパーにも買い物客はいる。新日鐵で働く従業員の家族だろうか。
両石は400人のうち、40人がお亡くなりになったと聞いた。家を無くした方々は仮設住宅でとりあえずの生活を始めている。岩手でも行方不明者は2000人を超えているはず。捜索はもう諦められているらしい。身内や親戚が行方不明のままどうなったか分からない状態というのは、察するに余りある。
一瞬にして起こった深い裂け目の震災に埋没した霊が安らかに昇天されることを心から願う。

東北は日本のお母さんである

Written by admin on 7月 27th, 2011

この1週間、民俗学の本を読み漁り、理解を深めようとしていた。
これほど東北について考えた時期もなかった。震災が持っている意味、私たちとの関係、未来。
特に赤坂憲雄さんの東北に関する著作を読みすすめていくうちに、自分の中で捉え切れなかった東北、捉えようとしてもそれを許さない東北があった。自分の意識の問題ではないか、ということに徐々に気がついてきた。

たっぷりと時間を取ってみること、思いをめぐらすこと、人の暮らしや歴史の相克を感じ取ってみること、そんな中で浮かび上がってきた東北の姿があった。

そのお母さんは、ヤマト王権の制圧から始まり、踏みにじられてきた歴史をもっている。これでもかこれでもかと、文明と進歩の名のもとに絞り絞られてきた歴史が見えてくる。まるで父権制社会が、元にあった母系社会を否定するがごとくに、制圧してくるような歴史。

東北は日本のお母さんである。そのお母さんは、震災で傷ついている。
復興という言葉は、適していないのだろう。
傷ついたお母さんが再生するには。生き返るには。甦るには。もう一度、子供達が戻って笑顔があふれるようなお母さんになるには。
日本の深い部分で理解しないと、大外しすると思う。

そして今回の震災は、今後、文明が直面する大きな転換点として考えられるだろう。
地球は、母なる星と呼ばれる。宇宙もそう。
生み出す母体が、自然とともに生きている、そういう生命が育む生成と連鎖。
東北は日本のお母さんである。

更に考えを深めていこう。

東海地震の可能性が5%高まった

Written by admin on 7月 25th, 2011

東日本大震災で、東海地震の起こる可能性が5%高まったという。

ということは、中央防災会議が予測していた、今後30年の間にM8-9クラスが起こる確率が、87%だったが、90%を越したことになる。

東日本大震災で、東海地震対策チームは、動けなかった。それは、万が一、東海で起こったときに備えなければならなかったため。

こういう状況でも、私たちは、希望を持って生きていく。

*2011.11/12付 房総半島沖でのスロー地震について。今回の東北地震での可能性。
http://www.bosai.go.jp/press/2011/pdf/20111031_01.pdf

東北の再生と復興について

Written by admin on 7月 25th, 2011

阪神大震災の5年間で使われた復興費7.7兆円のうち、9割が被災地の域外に流れたという。
大手ゼネコンが請け負いゼネコンを通して都銀に還流している。
神戸の港湾事業が韓国の釜山に流れたことはよく知られている。
震災後、神戸は明らかに地盤沈下した。
東北について考えてみると、さらに厳しい。進んでいる過疎化もある。2020年までに平均25%から30%の人口減少が予測されている。
どういう再生が可能なのか。
再生と復興に失敗すれば、数年後に増税として、ズシリと重くのしかかってくる。

福島の原発20km地域に風力発電と太陽光発電の拠点ができると、原発4基から15基分の発電が可能になる計算だという。風力発電は風の強い東北には向いているという。

世界の中で、ドイツ、日本、イタリアが脱原発で動き、第二次世界大戦の勝利国側が原発推進で動いていること。IAEAも第二次大戦後の枢軸国が核を保有しない監視で設立された組織であることも分かる。

原発の後処理は、300年、完全処理に10万年かかるはず。いったい、こんな処理を子孫に残していいのかと当たり前に考えるのが理にかなっている。

天然ガスのつなぎでいけるはず。