国連生物多様性条約事務局の報告書から

国連生物多様性条約事務局(モントリオール)の報告書が、9日明らかになった。
1970年から2006年にかけ脊椎動物3割減少。熱帯では6割減少。生息地が耕作地や牧草地に転換するため破壊されたことが大きいらしい。そのなかでも両性類は42%の種で個体数が減少し、最も絶滅の危機に直面しているほか、植物の約4分の1は絶滅危惧種と考えられている。
報告書は、生物多様性は過去1万年にわたり人類の生活を支えてきたが、今後もその恩恵を受けられるかどうかは、今後10年から20年の取り組みにかかっていると指摘。
ごはんを食べに入った定食屋さんで読んだ毎日新聞より。

地球上の人口は、現在、68億6千万人。予測では、2040年くらいで90億くらいで打ち止まるだろうという予測を読んだ覚えがある。
中国とインドの人口増加に歯止めがかかるという説。しかし、そんな簡単な話ではないだろう。

人口増加は1800年くらいから産業革命とともに急激に始まり、平均寿命も当時は30歳強だったが、グングン伸びている。
http://www.unfpa.or.jp/p_graph/pgraph.html
水の問題も深刻。水が世界的に足りなくなる。
http://www.asahi.com/eco/forum2010/water/j/TKY201004080349.html

石油は、サウジアラビアが今後10年で枯渇し、イラン、イラクは30-40年で枯渇。(採掘方法によって石油量の埋蔵量に違いは出るが、大体それくらい。)石化資源からの転換が全世界的に求められ、鉱物資源はもちろん枯渇。
地震は多発。火山の噴火もある。東京に関東大震災クラスが起こると、もう財政的ストックが無いので国家破綻する。

生態系は、昨年、ミツバチが激減して様々な影響を与えたけれども(受粉にも影響)、生物の多様性が激減することにともなって、様々な影響が出る。

人類が地球上で生きていけるかどうか、ギリギリのところまでいく。。。
新聞記事を読みながら、シミュレーションし始める自分がいた。

と言っても、地震については、いつも緊張する訳にはいかないので、さっさとやることをやってしまおう。

今やっているのは、地震のときに、物が凶器となって飛んでくるので、壁への固定。
数年前に地震保険はかけたのだけれど、火災保険とセットになっているため、高め。でもこれは仕方がない。

知り合いのリフォーム会社に聞いたところ、耐震リフォームは20万から可能らしい。
柱抜け防止、筋交いの補強を入れると強度がまったく違ってくる。これはどこまでやるか。
非常食は半年で交換。昨年の夏から交換していなかった^^;
事務所は、1980年代の建築基準法以前の雑居ビルに入っているので、同じフロアに建築構造力学を扱う会社があり話を聞いた。このビルはエレベーターの近くが頑丈なので、そこに逃げてくれ、とのこと。
やるだけやって元気に生きよう!

100年後の子供たちから感謝されることを、小さなことでもいいからやってみよう。